トラック・運送・トラックドライバー情報

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中型免許の取り方は?取得条件や方法を徹底解説!

中型免許は比較的新しい区分の免許で、該当する車両の具体的なサイズや免許の取得方法についてはまださほど知識が浸透していません。

 

しかし、中型免許を取得すると運転できる車の幅は大きく広がりますし、いずれ大型免許の取得を目指している方のステップアップとしてもおすすめできる資格です。

 

今回は中型免許の基礎知識から、取得条件や取得方法についてご紹介いたします。

 

中型免許で運転できる車

 

 

始めに中型免許で運転できる車を解説します。

4tトラックやマイクロバス

中型免許を取得すると、車両重量が11t未満かつ最大積載量が6.5t未満の車両を運転できます。

 

そのほか、乗車人数は30人未満という制限もあります。これらを満たす車として代表的なものが、4tトラックやマイクロバスです。

 

そのため中型免許は配送ドライバーやスクールバスの運転手などの職業に活かせます。

第二種中型免許を取得したら運賃を徴収し旅客も運べる

中型免許には、普通免許と同様に一種免許と二種免許があります。

 

これらの違いは「乗客を乗せた走行が認められているか」という点です。運転できる車種に差異はありませんが、旅客を乗せて運転するためには二種中型免許の取得が必須です。

 

また、二種免許の取得においては満21歳以上、かつ普通免許/中型免許を取得してから3年以上経過している必要があり、条件が厳しく設定されています。二種免許では旅客を乗せた運転が前提となるため、安全性や正確性の考慮から試験そのものの難易度が一種免許と比べて高いことが特徴です。

準中型免許との違い

2017年以降、新しく準中型免許という区分が登場しました。

 

準中型免許では、普通自動車と中型自動車の間のサイズに該当する車の運転が認められます。準中型免許を取得する際には普通免許を持っている必要はなく、中型免許よりも取得しやすい点がポイントです。

 

中型免許の条件では満20歳以上の方が取得可能ですが、準中型免許の場合は満18歳の方が取得できます。

中型8t限定免許ではマイクロバスは運転できない

2007年6月2日より施行開始した中型免許。

 

それ以前に普通自動車免許を取得済みであった人には、中型8t限定免許が適用されます。中型8t限定免許では「車両総重量8トン未満、最大積載量5トン未満」かつ乗客「11人未満」の車両のみ運転が認められています。

 

そのため中型免許とは異なり、マイクロバスの運転は許可されていないので注意しましょう。

 

中型免許の取得条件

 

 

ここでは中型免許の取得条件を解説します。

免許

中型免許を取る条件として「普通免許か中型8t限定免許を取得済み」「取得してから2年以上経過していること」が挙げられます。

 

どちらの免許を取得していた場合でも、共通して自動車教習所で講習を受けたのちに取得するのが一般的です。中型免許の取得費用はすでに取得した免許の種類によって異なるため、取得済みの免許についてあらかじめ確認しておきましょう。

年齢

中型免許を取得するには、満20歳以上であることが条件です。

 

普通免許/中型免許の取得条件を満たす最低年齢は満18歳で、そこから2年以上経過している必要があるためこのような年齢条件が設けられています。

視力などの運動能力

視力は両眼で0.8以上、片眼で0.5以上(眼鏡やコンタクトレンズの使用可)を有する必要があります。

 

また奥行知覚検査機を用いて行う深視力検査を3回受けた平均値が、2cm以下であることが条件です。その他、赤・青・黄の識別が可能で、10m離れた場所から90デシベルの音が聞こえること(補聴器使用可)も必要条件です。

 

中型免許の取得方法

 

 

最後に中型免許の取得方法を解説します。

普通免許を持っている場合

普通免許を取得済みの場合は、中型免許試験に合格すると中型免許を取得できます。

 

中型免許試験は15時間程度の講習を受ける必要があり、取得済みの免許がAT限定の場合はさらに4時間ほど講習が追加されます。その後は筆記試験がないため、技能試験をクリアすると中型免許が付与されます。

中型8t限定免許を持っている場合

中型8t限定免許を取得済みの場合は、限定解除試験に合格すると中型免許を取得できます。

 

限定解除試験は5時間程度の講習を受け、技能試験をクリアすると中型免許が付与されるため、普通免許を取得済みの場合に比べて短期間での取得が可能です。

 

中型免許の地方と教習所別の取得費用の目安

 

 

ここでは、地方と教習所別の取得費用の目安を解説します。

東京

東京都内にも中型免許が取得できる教習所があります。

東京都内は地方よりも取得費用の相場が高めで、地方と比較しても取得費用が必要です。しかし、東京でも取得費用が安めの教習所もあります。

 

教習所A※準中型5t限定MT 186,000円(税込)
教習所B※準中型免許 169,000円(税込)

大阪

大阪の取得費用は中型免許を取得できる教習所は少ないのです。

 

こうした面もあるので予約が取りにくい状況です。ただ、東京と比較して取得費用が安いので大阪近辺にお住まいの方がチェックしておきましょう。

 

教習所A※準中型5t限定MT 154,220円(税込)
教習所B※準中型免許 138,370円(税込)

北海道

北海道は全国的に見ても取得費用が安めです。

 

通学でも取得しやすい環境ですし、教習所のコースが広く設計されています。東京や大阪などの都会ではなく、のびのびと中型免許を取得したい方にオススメです。

 

教習所A※準中型5t限定MT 157,850円(税込)
教習所B※準中型免許       139,150円(税込)

 

中型免許が活かせる仕事

 

 

ここでは、中型免許が活かせる仕事を解説します。

 

主に活かせるのは運送業です。特に2t・3tトラックドライバーが不足している状況もあり、中型免許を取得して運送会社に興味があれば応募してもいいでしょう。

 

フォークリフトやクレーンなどの特殊作業ができる免許も持っておくと、就職の幅も広がります。

 

まとめ

中型免許を取得すると、中型トラックやマイクロバスの運転が認められて仕事に活かせます。

 

中型免許の取得には、指定された免許を取得済みであるほか、年齢や運動能力に関する条件を満たす必要があります。中型免許試験を受ける際には自分が取得済みの免許の確認と、各自動車教習所の費用をリサーチしておきましょう。