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トラック・運送・トラックドライバー情報

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トラックの買い替えや備品を追加したときに利用できる補助金

更新日:2019/11/18

トラックの買い替え・購入を行う時、備品を追加する時などに利用できる補助金があるのをご存知でしょうか。上手に使えば購入費用を大幅に抑えることが可能になる補助金制度、そのいくつかを説明します。

トラック本体の買い替えや設備を追加したときに利用できる補助金

トラック本体買い替え時などに利用できる補助金には、国が行っているものと全日本トラック協会が行っているものがあります。

エコカー減税

エコカー減税は、環境性能にすぐれた新車の買い替え・購入に対する税金の優遇制度です。条件は国土交通省が定める排出ガスと燃費の基準値をクリアした車であることです。トラックにももちろん、適用されます。2017年4月からは「新エコカー減税」が導入される見通しです(2017年3月現在)。

国土交通省「低公害車普及促進対策費補助金」

低公害車普及促進対策費補助金は、大気汚染問題への対応や地球温暖化の改善を図るべく、国土交通省が次世代自動車の導入に対する補助を実施しているものです。平成29年からは制度の見直しが行われ、トラックでは電気トラック、CNGトラック(天然ガスを燃料としたトラック)がその対象となっています。

全日本トラック協会「低公害車導入促進助成事業」

上と同じく低公害車(天然ガス自動車及びハイブリッド自動車)の導入に際して、全日本トラック協会が各都道府県トラック協会会員事業者に対し、必要な経費の一部を助成する事業です。基本的に国の助成金を併用することが条件とされています。たとえば新車のCNGトラックを購入・リースする際、この低公害車導入促進助成事業と国土交通省の低公害車普及促進対策費補助金と組み合わせれば経費が大幅に削減できます。

エコタイヤ導入補助金

平成25年度国土交通省補正予算によって実施された補助制度です。補助金の執行団体は全日本トラック協会となっています。対象は保有車両5両以上30両以下の一般貨物自動車運送事業者、特定貨物自動車運送事業者、第二種貨物利用運用事業者です。新車を除く車両総重量12tを超える事業用トラックについて、その車両の全てのタイヤに新規にエコタイヤを購入した場合に助成金が支給されます。平成28年度まで実施されていますが、今後も行われるかは不明です(2017年3月現在)。

アイドリングストップ支援機器導入促進助成事業

全日本トラック協会及び各都道府県トラック協会が、アイドリングストップの励行支援のために行っている助成制度です。内容はアイドリングストップ支援機器の導入を行う各都道府県トラック協会会員事業者に対して、取得金額の一部を助成するというものです。アイドリングストップ支援機器とはエアヒータと車載バッテリー式冷房装置などのことで、製品の中には協会により一部助成対象とされていないものもあります。

事故防止対策支援推進事業

平成28年度国土交通省補正予算によって実施された補助制度です。対象は一般貸切旅客自動車運送事業者で、「デジタル式運行記録計」を導入した場合に支援されます。デジタル式運行記録計は国土交通大臣が認定した機器に限られます。平成29年度以降も行われるかは不明です(2017年3月現在)。

補助金制度を申請するときの注意点

補助金制度は年度ごとに実施が決定されるケースが多いため、必ず申請の実施時期について確認しましょう。時期を逃さないよう、申込受付期間に合わせて必要書類を早めに準備することも大切です。

トラックを買い替える際、新規購入する際は、これらの補助金を利用できないかどうか検討してみてください。また、補助金の内容に合わせてパーツを選ぶ方法もあることを知っておきましょう。