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トラック・運送・トラックドライバー情報

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トラックドライバーが不足している原因

今日では日本のトラックドライバーの不足が懸念されており、特にこれからの運送業を引っ張っていく若い世代のトラックドライバーが不足しています。トラックドライバーが不足している原因は何なんでしょうか。ここではトラックドライバーが不足している原因や人材確保に関する取り組みなどについてご紹介します。

トラックドライバーが不足している原因

以前、トラックドライバーは「大変だがやりがいのある仕事」ということで、男性を中心に憧れの職業でした。しかし、現在では募集をかけてもトラックドライバーがなかなか集まらないといった問題が起きています。トラックドライバーが不人気の理由としては、以下が挙げられます。

長時間労働の割に賃金がそこまで高くない

1990年以前は、「トラックドライバーは、拘束時間は長いが高い給料が魅力」とされていました。しかし、物流二法と呼ばれる大幅な規制緩和の法律が施行され、過酷な運賃競争によりドライバーの収入も低くなってきています。

若者の車離れ

車を所有することがステータスという時代は終わり、特に若者を中心に車に興味がなく、運転免許すら取らないという方が増えています。

力仕事が多い

特に中距離や近距離路線の場合、トラックの運転だけでなく荷物の積み下ろしもドライバー自身で行うことが多いのが現状です。

トラックドライバーが今後さらに不足するという懸念

現状では年齢が40代のトラックドライバーが多く、彼らが引退してしまうとさらにトラックドライバーが不足する問題が懸念されています。トラックドライバーは経験や慣れも必要なため、不足した人材をすぐに補充するのは難しく、一人前になるには一定期間の訓練が必要です。

ベテランドライバーが定年を迎えても、若い世代がしっかりとその仕事を引き継げられるように今のうちから対策することが大切で、安心して若い世代へ任せられるような取り組みが必要といえるでしょう。

トラック業界が今後実施していく人材確保の施策

上記のようにトラックドライバーが不足していることは明らかですが、このまま放置すればやがて日本の物流はマヒしてしまいます。そうならないために国でもさまざまな取り組みの施策が進められています。

労働条件や賃金の改善

トラックドライバーの長時間労働や過酷な労働条件、あまり高くない賃金が新規雇用にブレーキをかけているのは明らかです。ですから、適正取引推進ガイドラインを作成したり、違反業者への指導を強化したり、賃金を引き上げたりすることが検討されています。また、鉄道や長距離バスなどには実施されています。

育成施策や女性ドライバーのサポート

せっかく新人ドライバーが入社しても、教育や訓練を行う余裕がないというのが現状。そのため、訓練にかかる費用を助成するなど、新人をきちんと教育するための仕組みづくりが模索されています。また女性トラックドライバーが活躍できるために法整備をしたり、育児や子育てに関する助成金を支給したりする制度を作ることも検討されています。

いかがですか。トラックドライバーが不足していることは事実ですが、今後に向けてさまざまな対策も検討されています。上記を参考にトラック業界の未来について考えてみてはいかがでしょうか。