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中型トラックの特徴や実際に使われている業種まとめ!

数あるトラックの中でも、1番メジャーな大きさは、実は4トントラックです。

大型に分類される10トントラックでもなく、小型配送の2トントラックでもない、ちょうどそのあいだの大きさにあたるものです。

日本自動車工業会が発表している4トントラックの所有台数は、現在約50万台以上と言われており、大型トラックである10トントラックの、実に3倍以上になります。

しかし、4トンという大きさから、「大きすぎるのでは?」、「小さくて頼りない」と思っている事業者も少なくありません。

実は4トントラックは、非常に活躍の場が広いトラックなのです。

今回は、4トントラックの特徴と荷台寸法・形状、車体価格とレンタカーの料金についてお話します。

目次

  1. 4トントラックの名前の由来とは?
  2. 4トントラックの種類やサイズ、荷台寸法をご紹介!
  3. 特殊形状の4トントラック
  4. 4トントラックは運送会社に多く使用されている!
  5. 4トントラックの価格・レンタカー料金
  6. まとめ

4トントラックの名前の由来とは?

「4トントラック」という名前は通称であり、正しくは中型トラック、あるいは普通トラックと言われています。 ただし、

トン以上のトラックすべてを含むため、一般的には4トントラックと呼ばれます。

この4トンとは、そのトラックに積載できる荷物の総重量の目安のことで、車体の重さではありません。

つまり、4トントラックは「大体4トンぐらいのものが積み込めるトラック」であると覚えておきましょう。

車体の重さを含めると、大体8トン前後あるため、運転するには最低でも中型8トン限定免許が必要です。

もちろん、この4トン積めるという点と、最低でも中型8トン限定免許がいるというのはあくまでも目安のお話。

車両形状や、車両総重量・最大積載量によって必要な免許は違うので注意しましょう。

総重量・積載の算出方法

4トントラックに限らず、車両総重量と最大積載量は、そのトラックを運転するうえで、持っている免許の制限の範囲内かどうか

を判断する大事な情報です。

これを気にしないままに乗ってしまうと、無免許運転として罰せられ、3年以下の懲役または50万円以下の罰金という非常に重い刑事責任を問われます。

そのため、「4トントラックだから中型免許でOK」と勘違いせずに、必ず車検証などでトラックの情報を整理しておきましょう。

見るべきポイントは、車両全体の重さである「車両総重量」と、積載できる重さの上限である「最大積載量」です。

4トントラックの場合、車両総重量はおおむね8トン前後あります。

これは、2007年の道路交通法改正前まで、普通免許で8トン未満のトラックまでは運転出来ていたことが理由です。

一部車両は、架装の関係で8トンを超えてしまっているものの、だいたい8トン前後と考えていいでしょう。

一方の最大積載量とは、車両総重量から車体の重量と乗車定員×55kgを引いた、ぎりぎり安全に運転できる重量の限界のことを言います。

ややこしいので、計算式で書き直してみると、次のようになります。

「車両総重量=車両重量+(乗車人数×55kg)+最大積載量」ではこの表をもとに最大積載量を割り出してみましょう。

「最大積載量=車両総重量-{(車両重量+(乗車人数×55kg)}」このような計算式となります。

この、最大積載量の部分が4トン未満のトラックを4トントラックというのです。

もちろん、荷台の形状によって最大積載量は変わりますので、判断材料としては車両総重量が8トン前後のトラックが、

4トントラックだと覚えておきましょう。

4トントラックを運転する場合に必要な免許

4トントラックを運転するには、そのトラックに適した免許が必要になります。

実は、4トントラックが一番必要とする免許がややこしいため、その違いをきちんと押さえておかなければなりません。

4トントラックの運転に必要な免許は、最低でも中型8トン限定免許、そして、中型免許、大型免許のいずれかになります。

先に少しお話しましたが、運転できるトラックは、そのトラックの車両総重量と最大積載量で変わります。

車両総重量・最大積載量と必要な免許を一覧にしてみたので、自分の持っている運転免許で運転できるかどうかを確

認してみましょう。

免許の種類 車両総重量 最大積載量
中型8トン限定免許 8トン未満 5トン未満
中型免許 11トン未満 6.5トン未満
大型免許 11トン以上無制限 6.5トン未満

運転するために一番必要で確実な方法は、大型免許を取得することですが、4トントラックの場合、中型免許でもほとんど

問題ありません。

中型8トン限定免許と中型免許の大きな違いは、架装の関係で8トンを超えてしまっている4トントラックでも、

問題なく運転できることです。

架装を行うトラックのなかにパッカー車やゴミ収集車と呼ばれる「塵芥車(じんんかいしゃ)」があります。

このトラックでは特殊な架装が施されている場合が多く、8トン限定免許や中型免許で運転できない場合があるのです。

しかしこのような特殊な架装が施されていない限りは、中型免許で対応できるので、4トントラックを運転する

機会が多いのであれば、中型免許を取得しましょう。

4トントラックの種類やサイズ、荷台寸法をご紹介!

4トントラックは、日本で一番使われているサイズのトラックです。

昔は普通免許で運転出来ていた利便性の高さの名残もありますが、大きすぎず、小さすぎずちょうどいいトラックで

あることも理由のひとつです。

しかし、4トントラックとひと口に言っても、キャブの大きさやボディサイズで荷台部分の大きさは違います。

ここでは、4トントラックのサイズ・荷台寸法と、大手トラックメーカーの4トントラックのラインナップ、特殊な架

装を施した4トントラックについてお話します。

サイズ・荷台寸法

まず、4トントラックのサイズですが、各メーカーによって取り扱っている大きさは微妙に違うものの、大きく5種類

に分けることができます。

ボディの大きさによって、当然荷台部分の寸法は少しずつ変わってきますが、一覧にすると以下のとおりになります。

ボディサイズ 長さ
標準ボディ 約6,200mm 約2,130mm
ロングボディ 約7,200mm 約2,130mm
スーパーロングボディ 約8,200mm 約2,130mm
ワイドボディ 約6,200mm 約2,340mm
ショートボディ 約4,350mm 約2,040mm

メーカーごとに大きさは若干異なりますが、おおよそ同じぐらいの大きさでそれほどの差はありません。

4トントラックの中でも、スーパーロングボディに関しては、トラックに詳しくない人が見ると10トントラックに見間

違える人もいます。

また、キャブの種類によっても荷台の寸法は前後します。

4トン車には、ベッドのついたベッド付きキャブと、ベッドのついていないキャブの2種類が存在するのです。

ベッドがついていると、長距離運送でも車内で仮眠をとることもできるため、便利ですが、その分荷台寸法は少しだ

け小さくなります。

一方のベッドなしのキャブでは、長距離輸送には向かないものの、荷台寸法を維持できるため、積み荷が多い場合は

こちらがオススメです。

ラインナップ

次に、メーカーごとの4トン車の架装ラインナップです。

実は4社でラインナップされている荷台の種類がわずかに違い、新車購入後すぐに使える架装があるかはメーカーによるのです。

では、荷台形状のラインナップを見ていきましょう。

日野自動車 いすゞ自動車 三菱ふそう UDトラックス
レンジャー フォワード ファイター コンドル
カーゴ 木製平ボディ カーゴ ドライバン
ドライバン アルミブロック アルミブロック 冷蔵・冷凍バン
ウイングバン クレーン ダンプ クレーン
アルミブロック ドライバン ウイングバン アルミブロック
強化木製平ボディ 冷蔵・冷凍バン 平ボディ
ダンプ ダンプ
冷蔵・冷凍バン セーフティローダ
ミキサー

※メーカー公式HPによる、2021年2月現在のラインナップ

どのメーカーでも、バンや平ボディはラインナップされています。

これは、4トントラックに限らず、2トン、10トンでも同様で、非常に人気が高い荷台形状でもあります。

また、ここでいうクレーンとは、キャブバッククレーンのことで、クレーンだけがついているわけではありません。

クレーンの後ろには、やや寸法は小さいもののアオリが付いた荷台がついており、吊り上げた荷物をそのまま載せて

運搬することができるのです。そのほか、ミキサーやセーフティローダーと言った、目的がはっきりしている車種も

一部ラインナップされており、4トントラックだけでほとんどの業種の仕事をカバーできます。

特殊形状の4トントラック

非常に種類の多い4トントラックですが、メーカーラインナップ以外でも様々な形状の荷台が存在します。

これは購入後、荷台部分を専門に作るメーカーに依頼することで制作することが可能です。

例えば、4トンスーパーロングであれば、2~5台積みが可能なキャリアカーを制作することができます。

また、一般に「ゴミ収集車」と呼ばれる塵芥車や、散水車も荷台寸法次第で製作可能です。

依頼するメーカーは、PTO駆動の車両であれば新明和やTADANOが、特殊架装であれば花見台や美川ボデーなどが有

名でしょう。

ただし、特殊架装を施した4トントラックに関しては、そのほとんどが大型免許でなければ運転できなくなります。

車両の重量が激増するのはもちろん、最大積載量も大幅に増えるためです。

また、特殊架装を施す場合は、莫大な費用と時間がかかることを覚えておきましょう。

キャリアカーの例でいえば、5台積みの場合、制作年数は1~2年、費用は数千万円する場合もあります。

中古車でも数は少ないですが販売されていることもあるので、いきなり新車購入を考えず、まずは中古車で検討する

ことをオススメします

4トントラックは運送会社に多く使用されている!

4トントラックが活躍できる業種は非常に広く、さまざまな荷台バリエーションもあって多種多様な使い方をされるの

が特徴です。

最もオーソドックスな使い方は、ルート配送と呼ばれる、決まったルートで荷物を運ぶものです。

大手運送会社でもこの使い方が一番多い使われ方をしています。

また、同じような使い方で、引越し業者にもよく使われています。

その理由としては4トントラックには、オプションでパワーリフトが装着でき、重たい家財を積み込むことも可能だか

らです。

また、冷蔵・冷凍車も一定数人気はあるものの、実はこちらは2トントラックのほうが人気があります。

その理由は、冷凍・冷蔵バンにしてしまうと、装備などの関係で最大積載量が下がってしまうからです。

同じ分だけ荷物を積むのであれば、2トン車と大差がないため、維持費などの観点から2トントラックを選ぶ運送会社

も多いです。

しかし、それ以外では4トントラックに軍配が上がります。

10トントラックを導入するほどではないが、2トンでは物足りない場合には、4トントラックの出番だと言えるでしょう。

4トントラックの価格・レンタカー料金

4トントラックは、非常に利便性が高く、1台持っていればいろいろな形で活躍できるトラックです。

しかし、そこはやはりトラック、高価な買い物であることは変わりません。

もちろん、価格は新車と中古車で変わりますが、一度お試しで使ってみたい人にはレンタカーという方法もあります。

では、どれぐらいの費用がかかるのでしょうか。

ここでは4トントラックの新車・中古車価格の比較と、レンタルする場合の金額について説明します。

新車と中古車の金額とできることの違い

4トントラックを購入する場合に、新車で購入するか中古車で購入するかの2パターンがあります。

気になる価格ですが、新車であれば、荷台形状にもよりますが、だいたい1,000~1,500万円前後と非常に高額です。

これには理由があり、安全性能の装備の関係で、高額になっているのです。

衝突被害軽減ブレーキに使われるミリ波レーダーや、ABS(アンチロックブレーキシステム)などがそれにあたります。

一方の中古車価格は、年式や走行距離、荷台形状にもよりますが、200〜700万円が平均価格です。

これよりも高いトラック、低いトラックもありますが、だいたいこのぐらいがボリュームゾーンだと覚えておきましょう。

新車と中古車の大きな違いは、自費でカスタマイズをする必要があるかないかです。

新車の場合、必要な装備がついていなければ、車両購入後に自費でカスタマイズをする必要があります。

しかし、その分長く使えるというメリットがあります。

中古車の場合は、以前同業者が使っていたなどの理由で、必要な装備が最初からついていることも珍しくありません。

反面、車体、荷台部分共に使い古されていることに変わりはないので、購入前の確認や購入後のメンテナンスは

新車よりも必要になります。

なお、整備に関しては、ディーラーでも民間整備工場でもどちらでも可能です。

ただし、ディーラーの場合は、他社のトラックを断ることもあるため、事前に問い合わせておくことをオススメします。

レンタカーで借りる場合の価格相場

4トントラックを購入するか悩んでいる場合や、短期でしか使わない場合は、レンタカーとして借りることもできます。

特に、導入するかどうか悩んでいる場合には、一度レンタルをしてみて判断するのもいいでしょう。

レンタカーなので、借りる期間によって金額が変わることはもちろんですが、荷台形状によっても価格は変わります。

以下に、1日レンタル時の値段と荷台形状によるレンタル相場を記載してみました。

特装車である塵芥車や散水車は、レンタカー会社の所有台数が少ないこと、レンタルの回数が少ないことから、

「要相談」となっている場合もあります。

もし利用を検討している場合は、一度在庫があるかどうかを含めてレンタカー会社に問い合わせてみるといいでしょう。

購入とレンタルのどちらがお得か?

4トントラックを購入するのとレンタルするのでは、どちらがお得なのかは、維持費の問題で重要な要素です。

これについては、どちらがお得かと言われると「利用状況による」というのが結論になります。

長期間利用する、事業所として導入するというのであれば、購入のほうが安くなります。

車検・点検費用や車両税、自賠責、燃料代などの維持費もかかりますが、使用する年数によってはレンタルよりも安

く済むのです。

導入前提で4トントラックを探しているのであれば、新車・中古車問わず購入することをオススメします。

もし、導入を急いでいるのであれば、中古車での購入がオススメです。

新車で4トントラックを購入すると、購入後に架装が行われるため、納期が遅くなってしまいます。

また中古車は、最初から出来上がっているため、購入手続きをして必要書類を提出すればすぐに納車されますので、

とてもスピーディーです

一方で、短期のみの利用で考えているのであれば、レンタルをオススメします。

わざわざ中古車を購入しても、維持費がかかりますし、放置していれば、いざ必要になったときにはバッテリーが

上がってしまっているという事態なりかねません。

スポットでしか利用しないのであれば、レンタカーでの利用がいいでしょう。

まとめ

4トントラックの特徴と架装と荷台寸法の種類、運転に必要な免許と、購入・レンタルの費用についてお話してきました。

非常に利便性の高い4トントラックですが、同時に運転免許の条件や利用目的をしっかり考えないと、いざ導入した

あとに「運転できない」「使えない」となってしまいます。

ドライバーが持っている運転免許を確認したり、本当に必要かどうかを検討したりすることが大切です。

1台導入すれば、さまざまなシーンで活躍できる4トントラック導入を検討している事業者は、

ぜひ参考にしてもらえると幸いです。

4トントラックは事業効率化には、非常に役に立つトラックと言えます。