中古トラックを選ぶうえで気になるのが、「この車両、本当に大丈夫?」という不安。 走行距離や年式、外装のキズばかりに目が行きがちですが、本当に注意すべきなのは“見えない内部の状態”です
今回は、現役の整備士が実際の現場でよく遭遇する中古トラックの故障事例をランキング形式で紹介。 これを知っておけば、購入前のチェックポイントや選び方の基準にも役立ちます。
目次
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198万円税込 2,178,000円
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第5位:バッテリー・電装系のトラブル
意外と多いのが、バッテリー上がりや電装系統の不良です。 長期間動かされずに保管されていた車両や、バッテリー交換時期が過ぎている個体は要注意。 特に寒冷地仕様の車両では、ヒーターや補助装置の電力消費も多く、過放電の可能性が高まります。
✔チェックポイント
・バッテリーの製造日
・エンジン始動時のセル音の鈍さ
・メーター周りの警告灯の点灯状況
第4位:足回り(ブッシュ・ショック・タイヤ)
中古トラックでは、足回りの劣化による異音や振動、直進安定性の悪化が見られます。 特にサスペンションのブッシュやショックアブソーバーは、長年の使用で劣化しやすい部位です。
走行中に「ゴトゴト音がする」「ふらつく感じがある」場合は、足回りの整備が必要かもしれません。
✔チェックポイント
・タイヤの偏摩耗
・段差での異音
・車体の傾きや沈み込み
第3位:クラッチ・ミッションの不具合
中古トラックで多く見られるのが、ミッションの入りが悪い、クラッチが滑るといったトラブル。 特に過積載や山間部での使用歴がある車両は、クラッチやギアに大きな負荷がかかっているケースがあります。
クラッチが滑ると発進がもたつき、燃費も悪化。放置すれば修理費用が高額になることもあります。
✔チェックポイント
・ギアチェンジ時の引っかかりや異音
・半クラッチ時の回転数上昇
・クラッチペダルの踏みごたえ
第2位:排気系(DPF・EGR)の詰まり
DPF(ディーゼル微粒子フィルター)やEGR(排気再循環装置)の詰まりは、警告灯の点灯や出力低下の原因になります。 特に短距離走行が多い車両では、DPF再生がうまく行われず、内部が詰まってしまうケースが増えています。
排気系のトラブルは放置すると走行不能になる可能性もあるため、購入前に診断機でのチェックが推奨されます。
✔チェックポイント
・エンジン警告灯の有無
・アイドリング時の不安定さ
・加速が鈍い、黒煙が多い
第1位:オイル漏れ・冷却水漏れ
堂々の第1位は、エンジンまわりのオイル漏れ・冷却水(LLC)漏れ。
これは中古車に限らず避けられない劣化現象ですが、見落とすと深刻なエンジントラブルへとつながります。 ガスケットの劣化やホースのひび割れ、締結の緩みなどが主な原因です。
「走ることはできるけれど、徐々に悪化する」タイプのため、購入後にすぐ修理が必要になるケースも少なくありません。
✔チェックポイント
・下回りにオイルのにじみや液だれがないか
・冷却水の減り具合やサブタンクの汚れ
・ボンネット内の異臭
まとめ:購入前のチェックと、購入後の整備がカギ
中古トラックはコスト面で魅力的ですが、「安物買いの銭失い」にならないよう注意が必要です。 購入時には見えない部分までしっかり点検されているか、整備履歴が明確かどうかを必ず確認しましょう。
信頼できる販売店・整備工場と連携して、“安心して使える中古トラック”を選ぶことが、長期運用への近道です。
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