トラック・運送・トラックドライバー情報

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トラック購入、9年乗る?5年で買い替え?徹底コスト比較!

更新日:2025/07/24

トラックの導入コストは企業にとって大きな投資です。「一度買ったら長く乗るべきか、それとも数年ごとに買い替えるべきか?」という悩みは、多くの事業者に共通するテーマです。 特に近年では排ガス規制の強化や維持費の増加、リセールバリューの変動など、トラックの運用を取り巻く環境は大きく変わっています。

そこで今回は、「9年間乗り続けた場合」と「5年で買い替えた場合」のコストを徹底比較。実際の運用コスト、下取り価格、整備費などの観点から、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

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【ケース1】9年間乗り続けた場合

✔ メリット

・購入時の初期コストを長期に分散できる

・短期の買い替えによる乗り換え手続きの手間がない

・月々のローン返済を終えた後は維持費のみで運用可能

✔ デメリット

・年数が経つにつれて整備費・修理費が増加

・排ガス規制の対象になる可能性あり(エリアによって使用制限)

・リセールバリューは大幅に低下し、下取り価格はほぼゼロ

🧮 想定コスト例(※中型トラック・参考値)

・購入費用:800万円(新車)

・車検・税金・保険など:年間約25万円×9年=225万円

・整備費(後半で増加傾向):累計約200万円

・合計:1,225万円(下取り価格ほぼなし)

 

【ケース2】5年で買い替える場合

✔ メリット

・車両の高年式維持により、リセールバリューが高い

・故障リスクが低く、整備コストも抑えられる

・環境規制や技術進化に柔軟に対応可能

✔ デメリット

・5年ごとに購入手続き・ローン審査等が発生

・初期費用が再び必要になる(現金購入・頭金など)

・使用年数が短いため、ローン残債と下取り価格のバランスに注意

🧮 想定コスト例(※中型トラック・参考値)

・購入費用:800万円(新車)

・5年後の下取り価格:約300万円

・車検・税金・保険など:年間約25万円×5年=125万円

・整備費(少なめ):累計約70万円

・合計:695万円(実質)

※その後、再び同等車両を購入した場合も、同様の負担で継続可能。

 

【まとめ】どちらが得?それとも「運用スタイル次第」?

数値で見ると、5年で買い替えたほうがコストパフォーマンスに優れていることが分かります。特に整備費やリセールバリューを考慮すると、買い替えサイクルを短くするほうが結果的に負担が少なくなるケースが多いです。

一方で、「長距離を走らない」「車両に強い愛着がある」「現金一括購入で長期運用したい」といったケースでは、9年間乗り続けるスタイルがフィットする場合もあるでしょう。

つまり、車両の用途・走行距離・事業規模に応じて判断すべきというのが結論です。 迷ったときは、ステアリンクにお気軽にご相談ください。お客様の運用状況に応じて、最適なトラック購入・買い替えプランをご提案いたします!

 

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この記事を書いた人

ステアリンク編集部

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ステアリンクは、中古トラックの販売・買取を専門におこなっている企業です。ステアリンク編集部では、中古トラックの購入方法、選び方など中古トラックに関するあらゆる情報を発信しています。