中古トラックの購入を考えている場合、相場がどのくらいなのか把握しておくことが重要になります。トラックの価格相場はメーカーや車種によって変わるだけでなく、サイズの影響も大きく受けるのが特徴です。中古トラックを購入する際は、相場に影響を与えるポイントを知っておく必要があります。

今回は、トラックはサイズによって相場が変わること、中古トラックを少しでも安く買う方法について解説していきます。中古トラックの購入を考えているのであれば、ぜひ目を通してみてください。

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目次

1. トラックはサイズによって相場が変わる
2. 中古トラックを少しでも安く買うためのポイントはある？
3. 中古トラックを購入するなら価格相場を把握しておこう

 

トラックはサイズによって相場が変わる

トラックは、大型・中型・小型の3種類に分けられます。まずは、サイズごとの相場からご紹介します。

大型トラックの価格相場

10t以上のトラックは、大型トラックと呼ばれます。大型トラックの相場は、200万円から1,500万円と高くなる傾向があります。

その理由は、耐久性に優れていて、20万km以上走っても問題がないケースが多いからです。そのため、10年程度経過している場合でもそれが価格に影響を及ぼすことはほとんどありません。年式が高ければ中古相場も下がると思われがちですが、大型トラックの場合には当てはまらないことを念頭に置いて中古トラック探しをする必要があります。

大型トラックの中でも、ギガやプロフィア、クオンなどは特に人気なので、中古価格も高く設定されているケースが多いです。

中型トラックの価格相場

4t～8tのトラックが中型トラックに分類されます。大型トラックよりも相場が下がり、100万円～700万円程となっています。

大型トラックよりも耐久性には劣ってしまいますが、乗用車の耐久性と比べてみると高いです。そのため、10年以上経過していて、10万km以上走っていたとしても価格が大幅に下がることはほとんどありません。

中型トラックで人気の車種は、フォワードやレンジャー、ファイターなどです。

小型トラックの価格相場

1t～3tまでのトラックが小型トラックと呼ばれます。トラックの中で中古相場が最も安いサイズです。100万円～600万円が相場になっています。

人気が高い車種（エルフやキャンター、コンドルなど）は、中型トラックと同等の中古車価格になるケースもあります。そこまで大きなサイズが必要なく、購入にかかるコストを抑えたいなら小型トラックも視野に入れてみるのがおすすめです。
 

中古トラックを少しでも安く買うためのポイントはある？

中古トラックの購入する際に、少しでもコストを抑えるためにはどうすればいいのか知りたい人も多いです。ここでは、中古トラックを少しでも安く買うためのポイントについて解説していきます。

8月はお得に購入できる可能性が高い

1つ目は、8月はお得に購入できる可能性が高いという点です。

中古トラックの価格相場は、市場における需要と供給による影響を大きく受けます。つまり、需要の方が大きいタイミングだと価格が高くなり、供給の方が大きいタイミングだと価格が低くなると言えます。

中古トラックは商用車なので、自家用車を中心とした中古車市場の相場を参考にするのは難しいです。そこで注目したいのが、企業の長期休暇があって業績が右肩下がりになりやすいタイミングです。そのため、8月を狙って中古トラックの購入を考えてみると、コストを抑えられる可能性が高まります。

また、自動車市場は決算の時期になると価格が安くなると言われています。しかし中古トラックの場合は、決算の時期で安くなるわけではないので注意が必要です。決算の時期になると、状態が良い中古トラックが中古車市場に流入してくるため、大幅に値下げされる可能性が低いのです。

交渉する時は条件の幅を広げるのが得策

2つ目は、交渉する時は条件の幅を広げるのが得策だという点です。

少しでもコストを抑えるためには、市場を調査して価格相場を把握する必要があります。相場がどのくらいなのか知っておけば、交渉もスムーズに進めやすくなり、希望する条件に合う中古トラックを適切な価格で購入できるようになるのでメリットが大きいです。

中古トラックを選ぶ際に、希望する条件（車両区分やメーカー、モデル、機能、架装など）と予算から絞り込みます。この時に、あまり条件を狭くしてしまうと選択肢が少なくなってしまうため、ある程度条件の幅を広げておくのがおすすめです。希望する条件の中でどうしても譲れない部分、妥協しても良い部分を決めておくと、お買い得な中古車を紹介してもらえる可能性も高くなります。
 

中古トラックを購入するなら価格相場を把握しておこう

中古トラックは、サイズやメーカーなどによって価格が大きく変動します。大型トラックは中古でもかなり高めの価格相場になっていて、値下がりもほとんどしません。そのため、コストを抑えたいなら中型トラックや小型トラックでも問題ないか検討したり、条件の中に妥協できる部分がないか考えたりしながら、より幅広い条件を設定して探してみるのがおすすめです。

もし、中古車トラック選びで悩んでいるならステアリンクまでお気軽にご相談ください。ステアリンクでは、国内最大級の展示場を有しており、試乗していただくこともできます。そのため、実際のトラックをチェックしながら条件を再考することも可能です。

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