中古トラックを探していると、よく目にする「車検切れ」や「一時抹消」という表記。でも、この2つの意味、正確に理解していますか?
似ているようで大きく異なるこの2つの状態。意味を知らずに購入すると、後から面倒な手続きや思わぬ出費につながることもあります。ここでは、それぞれの違いと注意点を分かりやすく解説します。
【ステアリンク】中古トラックの価格・ラインナップはこちら
-
138万円税込 1,518,000円
-
438万円税込 4,818,000円
-
三菱ふそう 冷凍ウイング 大型 H27 QPG-FS64VZ
928万円税込 10,208,000円 -
238万円税込 2,618,000円
-
298万円税込 3,278,000円
-
378万円税込 4,158,000円
-
378万円税込 4,158,000円
-
528万円税込 5,808,000円
-
お問い合わせ
-
278万円税込 3,058,000円
- もっと見る
目次
車検切れとは?
「車検切れ」とは、その名の通り車検(自動車検査登録制度)の有効期限が過ぎている状態のこと。
この状態の車はナンバープレートが付いており登録自体は継続しているものの、公道を走行することは法律で禁止されています。
【車検切れ車の特徴】
- 登録は維持されている(抹消されていない)
- ナンバー付き
- 車検整備を受けて再登録すればすぐに乗れる
- 仮ナンバーを使えば回送や整備工場への移動が可能
【注意点】
車検切れの車は、放置されていた期間が長い可能性があり、エンジンやブレーキ、電装系に不具合がある場合も。購入前に整備履歴や稼働状況の確認をおすすめします。
一時抹消とは?
「一時抹消登録」は、公道を走らない状態にするために、陸運局に申請して登録自体を一時的に抹消している状態です。
長期間使用しない、輸出前の準備、または中古車販売前によく用いられる手続きです。
【一時抹消車の特徴】
- 登録自体が抹消されている(ナンバー返却済)
- ナンバープレートなし
- 税金や自賠責保険の支払い義務がなくなる
- 再登録時に車検・新たな登録手続きが必要
【メリット】
- 自動車税の負担が停止される
- 長期保管・転売用の管理に適している
- 法人が複数台管理する場合、税コントロールしやすい
【注意点】
一時抹消車はナンバーがないため、試乗や自走引取ができません。再度乗るには車検を受けて「登録復活」させる必要があり、費用と手間が車検切れよりもやや多くかかるのが特徴です。
中古トラック購入時のチェックポイント
中古トラックを購入する際、車検切れか一時抹消かによって、納車までの手続きや費用が変わってきます。以下のように把握しておくと安心です。
状態 | ナンバー | 公道走行 | 車検必要 | 税金 | 再登録の手間 |
---|---|---|---|---|---|
車検切れ | あり | 不可 | 必要 | 発生 | 少なめ |
一時抹消 | なし | 不可 | 必要 | 停止 | 多め(再登録必須) |
どちらの車を選ぶべき?
早く乗りたいなら「車検切れ車」がおすすめ。必要な整備をすればすぐ登録できます。
税金コストを抑えたい、輸出予定なら「一時抹消車」が最適です。
どちらもメリット・デメリットがありますが、購入後に「想定外の整備費がかかった…」という失敗を防ぐには、販売店に整備履歴や状態をしっかり確認することが最も重要です。
まとめ
「車検切れ」はナンバー付きで再登録しやすく、「一時抹消」はナンバーなしで登録からやり直しが必要。
一見似た言葉でも、購入後の流れが大きく異なるため、中古トラック選びではしっかりと違いを理解したうえで判断することが大切です。
用途や納期に合わせて、最適な選択をしましょう!