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トラック・運送・トラックドライバー情報

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トラックを運転するなら暖機運転の重要性を知っておこう!

更新日:2023/06/07

寒さが厳しい冬になると、トラックを運転する際にも気を遣ってしまうものです。車のバッテリーは、氷点下30℃くらいまでなら問題なく始動できます。しかし、温度が下がれば下がるほどバッテリーの電圧が下がってしまうため、エンジンがかかりにくいと感じてしまうケースは少なくありません。

そのような時に必要なのが暖機運転です。今回は、トラックの暖機運転について解説していきます。

 

トラックの暖機運転には種類がある!

暖機運転は、トラックに搭載されているエンジンなどの機械を準備運動させることです。エンジンをかける際の負担を軽減するためにエンジンオイルをある程度の温度まで温めるために行われます。最近は暖機運転が必要ではないという考えもありますが、長期的に使用したいなら負担を減らすための運転を心掛ける必要があります。

トラックの暖機運転には2種類あるので、まずはそれぞれについて解説していきましょう。

停車中に行う暖機運転

1つ目は、停車中に行う暖機運転です。

これは、長期間運転しなかった後、気温が低い日の朝に行うものです。多くの人が想像するのがこちらの暖機運転でしょう。エンジンをかけた後、5分から10分ほどアイドリングして待機します。

アイドリングしている間にエンジンオイルや機械が温まり、指導する際に車体にかかる負担を軽減できます。サイズが中型以上のトラックの場合は、停車中の暖機運転でエアブレーキの空気圧を補充することもできるため、仕事の前にしばらくアイドリングしておくというケースが多く見られるのです。

暖機運転にとって時間が余計にかかってしまう、排気ガスが余計に出てしまうといったデメリットもあります。しかし、トラックの寿命を延ばすためには重要なポイントなのでぜひ覚えておいてください。

走行中に行う暖機運転

2つ目は、走行中に行う暖機運転です。

近年は、停車中の暖機運転ではなく、走行中の暖機運転も推奨されるようになっています。走行中の暖機運転というのは、走行し始めてから数分に渡り、急発進などを避けた低回転走行を続けるというものです。エンジンに負担をかけない運転をすることにより、エンジンを少しずつ暖めていくという方法になります。

停車中はエンジン周りしか暖めることができませんが、走行中なら駆動系やミッションも暖められます。アイドリングしないため、環境に優しいというメリットも享受できる方法です。

 

日ごろのメンテナンスや乗り方もトラックの負担を減らすために重要

日ごろのメンテナンスや乗り方によって、トラックの寿命が延びたり、短くなってしまったりします。最後に、トラックの負担を減らすために知っておくべきポイントについてもみていくことにしましょう。

クラッチをつなぐときは丁寧に

クラッチをできるだけ丁寧につなぐことによって、消耗もスピードを抑えられます。クラッチはペダルなので使っていくうちに消耗してしまいますが、丁寧な操作を意識すると劣化するまでのスピードに差が出ます。無理にクラッチをつないだり、半クラッチを多用したりしないといったポイントが重要です。

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タイヤの交換時期を見逃さない

タイヤは消耗品の1つです。トラックは長距離運転をすることが多いため、定期的に摩耗具合やスリップサインのチェックをしなければいけません。大型トラックはタイヤの本数も多く大きな出費になりかねないため、異常摩耗(片べり摩耗や両肩べり摩耗、センター摩耗、スポット摩耗など)はできるだけ避けたいものです。

異常摩耗は、タイヤバランス調整を行うことで防げる可能性が高く、タイヤの寿命を延ばすことにつながります。タイヤバランスが崩れたまま走行を続けると、回転がブレてしまい、操作ができない状態になってしまう可能性もあります。それだけではなく、振動によって操舵系や駆動系にダメージが蓄積し、トラックの寿命を縮めてしまうことも考えられるため、注意しなければいけません。

そうなることを防ぐために、定期的にタイヤの状態をチェックし、交換時期を見逃さないようにしましょう。

バッテリーのコンディションをチェックする

バッテリーのコンディションをチェックするという点も重要なポイントの1つです。最近はメンテナンスが必要なバッテリーも増えていますが、中にはメンテナンスができるタイプもあります。バッテリー上部のキャップが外せるタイプであれば、メンテナンス可能です。

バッテリーの側面には、上限値を示すUPPER LEVEL(アッパーレベル)と下限値を示すLOWER LEVEL(ロウワーレベル)が記載されています。上限値と下限値の中に液面があれば正常です。しかし、下限値よりも下回っていたり、下限値にかなり近かったりする場合は、バッテリー液を補充しなければいけません。

バッテリーのコンディションがトラックの寿命に直接的な影響を与えることはほとんどないのですが、バッテリーを交換してもすぐに寿命が来てしまう場合があります。そのような場合は、車両トラブルが隠されている可能性があるため、点検をするサインになります。

暖機運転でトラックの寿命を少しでも伸ばそう

トラックの寿命を延ばすためには、暖機運転をしっかりとしたり、適切なメンテナンスを行ったりする必要があります。正しい乗り方を意識すれば、新車はもちろんですが中古トラックでも長く使い続けられます。

もしも、現在載ている車両の買い替えを検討し、中古トラックも視野に入れているなら、ステアリンクまでお気軽にご相談ください。

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