中古トラックの買取・販売は専門店のステアリンクにお任せください

トラック・運送・トラックドライバー情報

トラック・運送・トラックドライバー情報

ディーゼル車とは?ガソリン車と比較した場合のメリット・デメリット

更新日:2023/06/14
ディーゼル車とは?

ディーゼル車についてご存知でしょうか。ディーゼル車とは、軽油が燃料として搭載された自動車のことです。 ガソリン車や電気自動車が主流となっている現代では、ディーゼル車に馴染みがない方もいらっしゃるでしょう。

そこで、この記事ではディーゼル車とはどのような車なのか、メリットやデメリット、メンテナンスの方法などを解説します。

 

ディーゼル車とは?

ディーゼル車とは、「軽油を燃料とする車」のことです。ガソリンは30℃から230℃の常温常圧で燃えやすく、軽油は140℃から380℃の高温高圧で燃えやすいという違いがあります。 ディーゼル車は馬力ありますが、排気ガスによる地球環境への影響が大きいと言われてきました。

しかし、近年では音も静かで地球環境にも優しいクリーンディーゼル車が主流となり、ディーゼル車の需要も徐々に増えつつあります。

 

ディーゼル車のメリット

ディーゼルとガソリンの比較

ディーゼル車は、魅力を感じて愛用する人が多い車です。ディーゼル車には具体的にどのような魅力があるのでしょうか?ここからは、ディーゼル車のメリットを紹介していきます。

燃料費が安い

ディーゼル車の燃料である軽油は、ガソリンに比べて、燃料費が安いです。ガソリン税と比較して、軽油引取税の方が約20円/L安いため、軽油のほうが家計に優しいと言えます。

下記は、ガソリン価格と軽油価格の1Lあたりの価格を比較した表です。

レギュラーハイオク軽油
167.5円/L178.2円/L147.3円/L

※2022年1月の資源エネルギー庁のデータより算出

燃費が良い

ガソリン車は、ディーゼル車に比べて、熱エネルギー変換率が良い特徴があります。 つまり、ガソリン車よりもディーゼル車の方が「燃費が良い車」と言えるでしょう。

参考として、マツダCX-3の1Lあたりの走行距離を比較しました。

ガソリン車走行距離/Lディーゼル車走行距離/L
16.0km20.0km

ガソリン車と比較し、ディーゼル車の方が1Lあたり4km長く走れます。

パワフルな性能

ディーゼル車は、エネルギーの圧縮率・熱効率が良く、大きな回転力を持っています。回転力が大きなディーゼル車は、加速性能が高く、大きな馬力を持ったパワフルな性能が魅力です。 パワフルな性能を発揮するディーゼル車は、バスやトラックなどの大型車に多いです。

 

ディーゼル車のデメリット

給油の画像

燃費が良く燃料費も安いディーゼル車ですが、その反面デメリットも存在します。ここからは、ディーゼル車のデメリットについて詳しく紹介します。

新車価格が高い

ディーゼル車の新車価格は、ガソリン車より高い傾向にあります。ディーゼル車は、高圧縮比の燃焼に耐えうる耐久性と強度が備わったエンジンを製造しなければならないからです。 そのため、耐久性と高性能なエンジンを搭載しているディーゼル車の製造コストは、必然的に高くなり、新車の販売価格も付随して高くなります。

メンテナンス費用が高い

ディーゼル車のエンジンオイルはガソリン車よりも交換頻度が高いです。さらに、尿素SCR用にアドブルーを補給するなどのメンテナンスを定期的に行わなければなりません。ディーゼル車の購入を候補に挙げている方は、ガソリン車よりも維持費がかかることを理解しておきましょう。

寒冷地では軽油が凍結する可能性がある

ディーゼル車のエネルギー源である軽油は、高温高圧で燃える特徴があります。そのため、気温が低くなるとエンジンが燃えにくく、長時間駐車している場合に軽油が凍結してしまう恐れがあります。 寒冷地で補給される軽油には凍結防止の添加物がブレンドされているので、寒冷地に向かう際は途中で軽油を補充することをおすすめします。

 

ディーゼル車にガソリンを入れるとどうなる?

ディーゼル車に誤ってガソリンを入れてしまうと、エンジンが故障してしまう恐れがあります。軽油は、ガソリンに比べると潤滑性がなく、エンジン内部にエネルギーを送る装置である「噴射ポンプ」に大きな負荷がかかってしまいます。 噴射ポンプに負荷がかかるとアイドリングにも負荷がかかり、マフラーから白い煙が出てくるでしょう。

最終的には、噴射ポンプ・ノズルが故障して、エンジン停止とディーゼル車が故障してしまいます。 ガソリンスタンドでディーゼル車に間違えてガソリンを入れてしまった場合、エンジンはかけず、近くのスタッフに声をかけて速やかにガソリンを抜いてもらいましょう。

 

ディーゼル車のオイル交換・メンテナンス時期の頻度

ディーゼル車はガソリン車に比べ、オイル交換・メンテナンス頻度が高いです。具体的に、どのくらいの頻度でオイル交換やメンテナンスをおこなえば良いかをご紹介します。

オイル交換の目安

ディーゼル車を使用する際は、走行距離であれば3,000km〜5,000km、使用期間であれば3ヶ月〜6ヶ月ごとにオイル交換を行う必要があります。 走行距離が短い場合でも、使用期間が経過した場合はオイルを交換することをおすすめします。

走行距離使用期間
3,000km~5,000km3ヶ月〜6ヶ月

各部品メンテナンスの目安

ディーゼル車は、各部品の定期的なメンテナンスも必要です。部品ごとのメンテナンス時期を一覧にしましたのでこまめにチェックしましょう。

メンテナンス内容メンテナンス時期目安走行距離
エンジンオイルフィルター交換5,000km〜10,000km
軽油ポンプ交換約80,000km
排気ガス触媒交換約100,000km
排気系センサー交換約100,000km
尿素SCR用アドブルー補給10,000km〜15,000km

【ステアリンク】中古トラックの価格・ラインナップはこちら

 

ディーゼル車にはどんな車が多い?

ディーゼル車の画像

ディーゼル車は、燃費が良く性能がパワフルであることから、トラックやバスなど大型車に多いです。トラックやバスなどの大型車を駆動させるには、ガソリンではなく軽油による高馬力・高燃費性が必要となります。 ディーゼル車にはトラックも多いです。ここからは、ディーゼル車のトラックにはどのような種類があるのか、車種をいくつか紹介します。

トヨタ トヨエース

トヨタが開発したトヨエースは、広く愛用されているウイング車です。2t・4tトラックとして運送業界を中心に、幅広く活躍してきたトヨエースですが、2020年に販売中止となっています。 そのため、現在トヨエースを購入するなら中古トラック専門店に問い合わせるしかありません。

三菱ふそう ファイター

三菱ふそうのファイターシリーズは、長年ドライバーに愛用されてきたトラックです。高度な予防安全システムを投入されたファイターは、人が乗ることを想定した快適な走りと高性能な機能を実現しています。 三菱ふそうのファイターの最新モデルでは、稼働中のトラック情報を把握できるトラックコネクト機能など豊富なサービスも備わり、今後も効率性を求めたトラックへと進化していくでしょう。

いすゞ フォワード

トラックと言えば「いすゞのトラック」と言われるほど、運送業界ではポピュラーな車種です。 いすゞのトラックの中でも、安全性能と燃費性能に特化したフォワードは、長距離走行に向いており、2020年~2021年車両総重量8-11tクラスの自動車販売台数で2年連続1位を獲得している人気モデルです。

 

中古トラックに関することはステアリンクへ

ディーゼル車は、馬力や燃費の良さに定評があるため、トラックやバスに使用されることが多いです。最近では、従来の騒音や排気量の悪さを払拭したクリーンディーゼル車が現在の主流となっています。

ステアリンクは中古トラックの販売・買い取りを専門にしており、お客様のご要望に合ったトラックを提案いたします。ディーゼル車のトラックに関するご相談も受け付けておりますので、中古トラックに関することはステアリンクへご相談ください。

ステアリンクで中古トラックの価格・ラインナップを見る

【ステアリンク】中古トラックの価格・ラインナップはこちら