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トラック・運送・トラックドライバー情報

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中型ウイング車について詳しく解説!

更新日:2023/10/25

 

ウイング車とは?

ウイング車は、荷室の側面から鳥の翼を広げたようなイメージで開いて、側面からの積み下ろしを容易にするタイプのトラックになります。このことからウイング車と呼ばれています。フォークリフトによるパレット荷役ができるのも特徴のひとつです。

荷台部分はアルミの箱で覆われており、走行時の雨風による損傷や荷崩れを防ぐことができるため、長距離輸送にも適しています。

荷台の後方部からの積み下ろしが基本の従来のバンボディに比べ、ウイング車は左右方向からも柔軟に対応できるため、合理的な面が高く評価されています。そのこともあり、多くの架装メーカーが参入し、販売台数は伸び続けています。現在ウイング車は運輸業で最も高い40%となり、(2018年度 日本自動車工業会発表の普通トラック市場動向調査)冷蔵・冷凍車にも採用されています。

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中型ウイング車の特徴

中型ウイング車は、主に4トントラックとして知られる中型車をベースにした車両です。その荷台のサイズは、小型ウイング車の約2倍あり、日本の物流業界で最も多く使われています。

この車両は全長が適度で、長すぎず短すぎず、使い勝手の良いサイズです。そのため、バラ積みでもパレット積みでも、状況に応じた積み込みが出来ます。ホームセンター、スーパーや大型物流倉庫などでの荷役作業や、引っ越し業者も多く利用されています。

中型ウイング車は適度な量の荷物を積むことができ、ほとんどの道路は通行可能なので、物流業界で良く使われている車両です。

この車両の需要が多いため、製造メーカーも多く存在します。規格サイズも概ね決まっているため、新車の発注でも比較的納期が早いと言えるでしょう。また、中古車も多く出回っているので、比較的購入しやすいです。中型ウイング車は、その使い勝手の良さと多様な用途によって、物流業界で広く愛用されています。

 

メーカー別:中型ウイング車

日野【レンジャー】

テレビCMに有名人が出演するなど、世間からの認知度も高い日野の主力製品になります。

レンジャーは約半世紀の歴史があり、業界での地位を確固たるものにしています。

理由として、「メンテナンス費用の安さ」、「販売店舗の多さ」、「整備拠点の広い展開」という点があげられます。

また、いち早く排ガス規制問題に取り組んでおり、環境問題にも対応しています。

ステアリンクでは日野の中型ウイング車を多数取り扱っています。

いすゞ【フォワード】

フォワードは1974年に中型トラックとしては初の、AT車が販売されるなど、常に時代の最新技術が組み込まれている車種として認知されています。

いすゞの小型車「エルフ」と部品の共有を積極的に行うことで、生産効率を飛躍的に上げています。

海外からの信頼も厚く、多くの海外メーカーに供給されています。

ステアリンクではいすゞの中型トラックを多数取り扱っています。

三菱ふそう【ファイター】

1984年まで販売されていたFKは、モデルチェンジの際に「ファイター」という名前で新たに発売されました。

その後、2010年のマイナーチェンジでは、特に環境性能に重点を置いて改良が加えられました。環境に配慮したエンジンや省エネ技術の導入により、より燃費の良い車両となりました。

そして、2019年モデルからは、大型トラック「スーパーグレート」に導入されている運行管理システムがファイターにも搭載されました。

ステアリンクでは三菱ふそうの中古ウイング車を多数取り扱っています。

UDトラックス【コンドル】

現在UDトラックスは自社開発をしていないため、いすゞのフォワードがOEMにより販売されています。

フロントグリルの形が、いすゞフォワードと異なっています。

コンドルの長所は、力強いエンジンを搭載している点にあり、ユーザーの満足度が高いです。

ステアリンクではUDトラックスの中古ウイング車を多数取り扱っています。

 

まとめ

ウイング車は、雨風などによる損傷の心配もなく、輸送を安全に行なうことができます。

特に、中型ウイング車は小型トラックのように機動性が高いため、狭い道路や都市部の繁華街など、限られたスペースでの走行や荷物の積み降ろしが容易であると同時に、広い荷台を持ち、多様な貨物を効率的に輸送できます。

中型ウイング以外にも、トラックの購入や買取、各種手続きのご相談がありましたら、ぜひステアリンクへお気軽にお問い合わせください。

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