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トラック・運送・トラックドライバー情報

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ウイング車の車両別のサイズ、寸法、高さなどを解説!

更新日:2024/06/07

ウイング車は運送会社や引越し会社などで広く使われており、物流業界で主流と言えるトラックです。

ウイング車と聞いて実物をイメージできない方も、サイドパネルが頭上に向かって持ち上がるトラックを見た経験があるのではないでしょうか?ウイング車の基礎的な知識から、サイズ別の荷台寸法や運転に必要な免許までを解説します。

 

 

ウイング車とは?

ウイング車とは、荷台やトランクルームに大型の開口部を持つ車両です。

荷台やトランクルームの屋根部分が、バックドアやテールゲートと一体化したデザインになっており、荷物の積み下ろしが容易にできることが特徴です。また、荷台やトランクルームの上部にある屋根部分が開閉できる構造になっている場合もあり、大型の荷物を積み込む際には非常に便利です。

ウイング車の代表的な車種はトヨタのハイエースや、日産のキャラバンなど。これらの車両は、商用車やタクシーなどに広く利用されています。また、最近では趣味やアウトドアスポーツなどを楽しむ人々の間でも、ウイング車の需要が高まっている傾向があります。

ウイング車のサイズ、寸法、高さ

大型(10t)・中型(4t)・小型(2t)それぞれのウイング車について、目安となる車体サイズ、荷台寸法、高さを紹介します。

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大型(10t)ウイング車

型ウイング車は、トラックや大型バスなどのような大型車両で、さまざまな目的で使用されます。

代表的な車種には、日野自動車のデュトロなどがあります。大型の荷物を運べるため、引っ越し業者や建設現場などで活躍しています。

全長 12m
全幅 2.5m
全高 3.5m
荷台寸法 長さ9.6m×幅2.4m×高さ2.6m

 

 

中型(4t)ウイング車

中型ウイング車は、小型ウイング車よりも大型の荷物を運ぶために使用されます。

トヨタのハイエースバンや日産のキャラバンなどが代表的な車種です。小型ウイング車よりも少し大きいため、大型の家具や家電なども運べます。

増トン車も中型(4t)と同じ寸法になりますが、積載量が異なります。

全長 8.5m
全幅 2.5m
全高 3.5m
荷台寸法 長さ6.2m×幅2.2m×高さ2.4m

 

小型(2t)ウイング車

小型ウイング車は、商用車などで広く使われています。

全長 4.6m
全幅 1.7m
全高 2m
荷台寸法 長さ3.1m×幅1.7m×高さ1.9m

 

 

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ウイング車を運転できる免許区分

 

ウイング車の運転で必要な運転免許について解説します。

普通免許

普通免許で運転できるトラックは、1.5トントラックが該当します。

しかし、ウイング車は該当する積載量が存在しないため、普通免許では運転できません。

車両総重量 3.5トン未満

最大積載量 2トン未満

乗車定員 10人以下

準中型免許

準中型免許で運転できる車両は最大積載量が4.5トン未満であり、小型ウイング車や中型ウイング車の一部を運転できます。

ただし、中型ウイング車の中には車両総重量7.5トンを超える車両もあるため、注意してください。

車両総重量7.5トン未満

最大積載量4.5トン未満

乗車定員10人以下

中型免許

中型免許は車両総重量11トン未満・最大積載量6.5トン未満となり、小型ウイング車と中型ウイング車のほとんどを運転できます。

しかし、増トンしている中型ウイング車では車両総重量・最大積載量が増えているケースもあるため、注意が必要です。

車両総重量11トン未満

最大積載量6.5トン未満

乗車定員29人以下

大型免許

大型免許は車両総重量・最大積載量・乗車定員の全てが最上限であり、小型ウイング車から大型ウイング車まですべてのウイング車を運転できます。

ただ、道路法では車両総重量の上限を原則20トン・最大25トンと定めているため、無制限に積載できるわけではありません。

車両総重量11トン以上

最大積載量6.5トン以上

乗車定員30人以上

 

まとめ

ウイング車は荷室側面部のウイングを大きく持ち上げられるトラックです。

荷物の出し入れ作業をスムーズに行いやすく、フォークリフト作業の現場にも適しています。ウイング車の種類は小型・中型・大型の3つで、車両サイズや荷台寸法がそれぞれ異なるため、業務に見合った車両を選びましょう。 

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