トラック・運送・トラックドライバー情報

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トラック1台で“積む・運ぶ・下ろす”を完結!「ヒアブのセルフローダー」とは?

更新日:2025/06/04

建設現場や資材運搬の現場で、こんな課題を感じていませんか?

荷物の積み降ろしに時間がかかる

作業員の人手が足りない

フォークリフトやクレーンを別で用意するのが面倒

複数の機械を使ってコストがかさむ

そんなお悩みを一台で解決するのが、ヒアブ(HIAB)社のセルフローダークレーン搭載車両です。高い信頼性と機動性で、今、建設・運送業界から熱い注目を集めています。

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ヒアブとは?

HIAB(ヒアブ)は、1944年にスウェーデンで創業された油圧機器メーカーで、世界で初めてトラック搭載型の油圧クレーンを開発したパイオニアです。社名は「Hydrauliska Industri AB」の略で、その名の通り、油圧技術に特化した産業装備の専門家です。

現在、HIABはフィンランドの大手重機メーカー「Cargotec(カーゴテック)」のグループに属しており、世界100カ国以上で製品を展開。ヨーロッパはもちろん、アジア・中東・南米に至るまで、物流・建設・リサイクル・林業といった多彩な産業を支えています。

ヒアブ製品の中核を成すのが、セルフローダー(トラック搭載型クレーン)。単なる“積載装置”ではなく、「作業の効率性」「ドライバーの安全性」「長期的なコストメリット」のすべてを見据えて設計されています。

 

セルフローダーとは?

「セルフローダー」とは、トラックにクレーンを搭載した“積み降ろし一体型車両”のこと。通常はフォークリフトや重機を必要とするような積載作業も、ドライバー1人で完結できます。

ヒアブのセルフローダーは、油圧技術と機能性を極限まで高めた、プロフェッショナルのための道具。現場作業のムダを減らし、安全でスマートな運用を可能にします。

 

ヒアブが選ばれる理由

直感的なリモコン操作で安全作業

ドライバーが車外からアームの動きを自在にコントロール。安全確認しながら作業できるため、事故リスクを最小限に抑えます。

高い積載力と柔軟な可動域

小型から中・大型の建材や機材まで、ワイドな荷物に対応。ブームの伸縮や旋回範囲が広く、狭所作業も難なくこなします。

堅牢設計による長寿命

ヒアブ独自の鋼材と油圧制御技術で、メンテナンス回数も大幅に軽減。長期運用に強く、コストパフォーマンスも抜群です。

 

主な活用シーン

「ヒアブのセルフローダーは、単なる「クレーン付きトラック」ではありません。人手が足りない現場でも、たった1人で“積む・運ぶ・下ろす”が完結するこの車両は、さまざまな業界・用途で導入が加速しています。

以下のようなシーンで特に活躍しています:

建設資材の搬入・搬出

鉄筋、型枠材、足場、コンクリート製品などの重量物を現場へ安全に運び、ピンポイントで配置可能。狭小地や住宅地でも自在に対応できる操作性は、多くのゼネコンや工務店に選ばれています。

仮設住宅・ユニットハウスの設置作業

災害対応やイベント設営で増える仮設住宅・簡易施設の設置。従来は複数人と大型重機を必要としていた作業も、ヒアブなら最小限の人員で現地対応が可能です。柔軟なブーム稼働で、設置位置の微調整もスムーズ。

重機や機材の現場搬送

小型のユンボ、発電機、コンプレッサーなどの搬入にも最適。運搬と設置作業を1台でこなすため、他の車両やリフト手配が不要になり、工程短縮とコスト削減につながります。

スクラップ・資源回収・リサイクル事業

鉄くず、廃材、古紙、家電などを回収・積載する作業にも最適。環境事業者では、回収効率の向上と人件費の削減に貢献し、リサイクル率を上げながら利益確保を実現しています。

農業・林業での資材・収穫物の運搬

肥料・農機具・伐採材・薪・飼料など、多様な物品を1台で運搬・荷下ろし。山間部や不整地でも高い安定性と操作性を発揮し、一次産業の現場を力強く支えます。

 

ヒアブのセルフローダーは、その柔軟な設計とカスタマイズ性により、業種や荷物の種類を問わず、多彩な現場にフィットするのが最大の強みです。

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この記事を書いた人

ステアリンク編集部

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