トラック・運送・トラックドライバー情報

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中古クレーン付きトラックでも需要が高い!ユニック車の特徴とは?

更新日:2023/11/21

中古のクレーン付きトラックの需要が高いことをご存知でしょうか。

この中古クレーン車には、さまざまなサイズ、種類があり、目的や用途、あるいは予算に応じてさまざまなタイプがあります。

中でも特に人気があるのが、ユニック車と呼ばれている中古クレーン付きトラックです。

なぜユニック車の需要が高いのでしょうか。今回は、ユニック車の特徴をはじめ、種類やメリットについてご説明します。

トラックの後方部にクレーンがつく?ユニック車ってどんな車両?

ユニック車というのは、積載型トラックのキャブ後方にクレーンを装備している車両の通称です。

車載クレーンの国内大手メーカーのひとつである「古河ユニック株式会社」が製造する「ユニック」と呼ばれるクレーン付きトラックが、積載型クレーン付きトラックとして古くから親しまれてきたことから一般的にクレーン付きトラックのことをユニック車と呼ぶようになりました。

ユニック車=一般的にはクレーン付きトラックのことを指し、このクレーンが付いていることによって重い資材を扱うことができるので、工事現場などで常に高い需要があり、その人気は衰えることがありません。

クレーンで重いものを持ち上げて移動させると同時に、それらをそのままトラックに積み込んで移動できるので、ユニック車が1台あるだけで2つの役割を果たしてくれるのです。

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用途に合わせて選ぶことで効果を発揮!ユニック車の種類は?

ユニック車には小型トラックから、大型トラックまでさまざまな種類があります。

車両のサイズやどのような現場で使用するのかといった用途や、クレーンの吊り上げ能力・クレーンのブームが伸縮する段階といった機能に関することまで含めると、その種類はかなりの数に上ります。

他にも、トラッククレーンと呼ばれるものもあります。

トラッククレーンとは、一般的にはトラックの荷台部分を取り外して、そこにクレーンや制御用のキャビンが搭載されているものになります。

このように、中古のクレーン付きトラックには多くの種類があるので、用途や目的に応じてどのタイプを選ぶかをはっきりさせておくとよいでしょう。

持ち上げて運ぶまでを1台で!1人2役が魅力のユニック車

クレーン付きトラック、なかでもユニック車と呼ばれる車両の最大のメリットは、資材などを積載することができるトラックとしての役割と、資材や建材の他さまざまなものを、狭い場所でも簡単に持ち上げたり移動させたりすることが出来るクレーンとしての能力、その両方の役割を併せ持ち、作業効率を飛躍的にアップさせることです。

またトラックのサイズが小型から大型までさまざまなので、現場の規模や用途に合わせて選ぶと、より高いパフォーマンスを発揮します。

どのようなユニック車が必要なのかを事前に把握しておけば、現場での大幅な時間短縮にも繋がります。

ユニック車は、大型のクレーンが入れない狭い場所や現場において大活躍します。

東日本大震災における撤去作業では、瓦礫を持ち上げるクレーン、そして資材などを運ぶトラックとして1台で二役を担うユニック車は、極めて重要な役割を果たしました。

震災後のような混乱時において、ユニック車は今後も重宝されるはずです。

さまざまな種類がある中古クレーン付きトラックの中でも、使い勝手のよいユニック車は大変人気があります。

これから中古クレーン車の購入を検討されている方は、選び方を間違えないよう、用途や現場の規模を把握した上で、最適なユニック車を選びましょう。

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