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トラック・運送・トラックドライバー情報

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ヘッドガスケットが劣化すると起こる不具合とは?

更新日:2023/05/25

ヘッドガスケットが劣化するとさまざまな不具合が発生します。

不具合が発生した場合は交換が必要ですが、交換費用や劣化に対する対策が気になるドライバーもいると思います。

そこで今回は、ヘッドガスケットの交換費用や対処法について解説します。

 

ヘッドガスケットとは?

ヘッドガスケットは、シリンダーブロックとシリンダーヘッド部分に使われているガスケットです。

ガスケットは気密性や液密性を維持するために使います。ゴム製で薄い板のようなプレートのような形です。

シールと呼ぶものもあればパッキンと呼ぶものもあり形や用途は違いますが、性能は同じように液漏れ防止です。さらにヘッドガスケットは厚みで圧縮比を調節する役割りもあります。

ヘッドガスケットが劣化してしまうと、エンジンの破損や故障にもつながります。そのため、定期点検や交換が必要です。

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ヘッドガスケットオイルが漏れる原因とは?

ヘッドガスケットオイルが漏れる原因はゴムの劣化です。

ゴムが劣化すると本来の働きができなくなりオイルが減少します。その結果として、燃焼室がダメージを受けてしまうのです。

オイルが減ることでエンジンが焼き付きを起こして、さらに修理費用や修理時間がかかります。オイルが少し減っているなと思ったら、オイルを追加して焼き付きが起きないように対処してください。

 

オイル漏れの対処方法について

ここでは具体的なオイル漏れの対処法を解説します。

オイルの継ぎ足し

すぐ出来る対処法はオイルの継ぎ足しです。

オイル漏れでエンジンにダメージを受けてしまうのを防ぐためには、漏れた分だけ継ぎ足せば問題ありません。

新品オイルは粘性が高く簡単にオイル漏れはしません。定期的に交換するほうがベストですが、この方法で一時的にオイル漏れが減少したり止まったりします。

オイル漏れに気づいたら、できるだけ早くオイルを継ぎ足し、それでもオイル漏れしてしまう場合には修理に出しましょう。

エンジンオイル漏れ防止剤の使用

定期的にオイル漏れ防止剤を使う方法もオススメです。

エンジンオイルとの違いは添加剤が入っている点です。しかし、あくまで一時的なのでなるべく早くオイル漏れは修理工場などで修理してもらう必要があります。工場へ行き、部品交換など行ないましょう。

大量にオイルが漏れたら走行しないほうがいい

オイルが大量に漏れている場合は、走行をやめて早急に修理に出しましょう。

万が一そのような状態で継ぎ足しなど一時的な対処をしながら走っていたら、危険な状況にならない保証はありません。事故を起こす可能性や、命に係わるような問題が起きるかもしれません。

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ヘッドガスケットオイルが漏れる原因とは?

ここでは、ヘッドガスケットの交換費用を解説します。

ヘッドガスケット自体は3,000円程度でそんなに費用がかかりません。しかし、問題はヘッドガスケットがある場所です。

ヘッドガスケットを交換するには、ヘッドとブロックを分割させるためにタイミングベルトやマニホールドを切断しましょう。交換時間も最短で5時間、工賃だけで3万円前後必要です。

併せてタイミングベルトや冷却水、オイルも新品に交換します。全てを合計すると約6万円掛かります。

ちなみに、これは最低ラインの工賃です。状態が悪いと、さらに工賃や部品代が加算されます。加えて、エンジンの状態も考えると、15万円程度は必要になる場合もあります。
 

まとめ

今回は、ヘッドガスケットの交換費用や対処法について解説しました。

ゴムの劣化によってオイル漏れが発生するので、ゴムの劣化を確認した時点で早目に対策することがポイントです。

今回の記事を参考に、ヘッドガスケット対策を万全に行なってくださいね。

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