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トラック・運送・トラックドライバー情報

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トラックの荷台に錆止めは必要?すべき防錆処理を解説

更新日:2023/06/23

錆はトラックの大敵です。トラックの錆びやすい箇所には最初から防錆処理が施してありますが、それでも手入れを怠っていると知らない内に錆が進行してしまっていることがあります。今回は、トラックはなぜ錆びやすいのか、そして錆対策として何をすればいいのかといった点について解説します。

 

トラックが錆びてしまう原因

そもそも「錆びる」とは、鉄が空気中の酸素に触れて酸化する現象のことです。鉄が酸化すると酸化鉄が生成されますが、錆の正体はこの酸化鉄です。トラックには一般の車よりも多くの鉄が使われているため、トラックは錆びやすいということになります。

それだけならまだしも、例えば雪国では冬場の路面に融雪剤や凍結防止剤をまきます。これらには塩化カルシウムや塩化ナトリウムが含まれており、塩分が鉄に付着すると酸化や腐食の進行が促進されます。このため雪国では車の下回りが錆びやすくなります。海に近い沿岸地方も潮風にさらされて車が錆びやすくなります。さらに土も塩分を含んでいます。土砂などを運ぶトラックを汚れたまま放置していれば、それだけ錆が進行しやすくなるのです。

他に、薬品などの化学物質、紫外線、虫の死骸、鳥の糞、樹液、塗装を傷つけて剥がしてしまう飛び石なども錆を発生させる原因となります。

 

トラックの荷台は錆びやすい

トラックの錆びやすい箇所として挙げられるのは、まず荷台です。載せるものや使い方にもよりますが、荷台は雨などの水分が溜まることが多く、汚れも付着しやすい場所です。

また、トラックの骨格にあたるシャーシも錆びてしまうことがあります。かつてはトラックのシャーシにはよく「光明丹」という錆止めが塗られていました。光明丹は朱色に近い赤色だったため、今もシャーシは赤い塗料が用いられることがあります。なお、光明丹は錆防止に鉛を使用していたため、鉛の有毒性が指摘されて、その後、使われなくなりました。

他にはトラックの場合はバンパーにも鉄が使われていることがあります。トラックは一般の車よりも剛性を重視して作られており、その分、錆びてしまう性質を持つ鉄も多く使われています。

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トラックの錆対策

トラックの所有者が特に気をつけて行っておきたいのは、まず荷台の錆対策です。防錆塗装を塗る、防錆マットを敷くなどの対策を行っておきましょう。また、荷台を使った作業をする際には、汚れや水分が付着したまま放置しないようにする、傷をつけないようにするといったことにも注意しましょう。

シャーシ回り、足回りの手入れも欠かせません。特に雪国の冬季は日常的に洗車、洗浄を行って融雪剤、凍結防止剤を落としましょう。高圧洗車機を使ってタイヤハウス、構造部材などをよく洗うことを習慣づけましょう。

一方、錆防止のためのメンテナンスは自分でも行えますが、業者に依頼したほうがより確実です。できれば1年ごとに錆が発生していないかをチェックし、必要に応じて防錆ワックスを塗るなどの対策をするようにしてください。

トラックが錆びてしまえば、それだけ寿命を早めてしまいます。日頃から錆を防ぐための手入れと確認を欠かさず、また早めの防錆処理も行っておきましょう。

 

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本記事では、トラックが錆びてしまう原因と箇所、対策について解説しました。特に錆びやすい荷台は、防錆塗装を塗る、防錆マットを敷くなどの対策が必要不可欠でしょう。

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