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トラック・運送・トラックドライバー情報

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1tトラックとは?寸法や積載量、新車・中古車価格を徹底解説

更新日:2023/06/05
トラックの荷台の画像

1tトラックは、コンパクトで運転がしやすいのが特徴で、活躍の場は運送業に限りません。

この記事では、事業用トラックの中でも最小の1tトラックについてお伝えします。具体的には、寸法や積載量の基本情報から必要な免許、新車・中古車価格、1.5tトラックとの違いまで分かる内容となっています。

これから1tトラックの購入を考えている方はぜひお役立てください。

 

 

1tトラックとは?

1t(トン)トラックとは、積載量が1t以下のトラックのことです。トラックの後方に「最大積載量」が書かれており、一般的に1,000kgや850kgなど単位は「キログラム」で表記されています。積載量が2t以下ですので、小型トラックに分類されます。

特徴は「コンパクトで運転しやすい点」にあります。車体の大きさが普通自動車のミニバンとほぼ変わらないため、誰でも気軽に運転できるトラックといえますし、利便性が高いのもポイントです。大きなトラックでは入れない狭い道やアスファルトになっていない悪路を走るときに活躍します。

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1tトラックの寸法と積載量

1tトラックの寸法と積載量は下記の通りです。

寸法

全長4,700mm以下

全幅1,700mm以下

全高2,000mm以下

積載量

1,000kg以内

寸法の規格は、国土交通省が所管する道路運送車両法施行規則で定められています。この寸法は小型トラックの規格なので、1tトラックだけでなく積載量が2,000kg以下の小型トラックはすべてこの規格内でなければいけません。

たとえば、1tトラックの代表車種「トヨタ タウンエース」の寸法は以下の通りです。

全長

4,295mm

全幅

1,675mm

全高

1,920mm

このように、小型トラックの規格内であることが分かります。

積載量とは、トラックに積める荷物の重さを指します。1tトラックの場合は1,000kg以下となり、最大積載量以上の荷物を積んで走行すると「過積載」という法律違反になります。

道路交通法第57条(乗車又は積載の制限等)で、「積載物の重量の制限を超えて車両を運転してはならない」と定められているので、ドライバーのみならず荷主にも厳しい罰則が科せられます。

 

1tトラックと1.5tトラックの違い

同じ小型トラックに分類される1tトラックと1.5tトラックの違いは以下の3点です。

項目

1tトラック(タウンエース)

1.5tトラック(ダイナ)

車体の大きさ

全長

4,295mm

4,685mm

全幅

1,675mm

1,695mm

全高

1,920mm

1,970mm

積載量

1,000kg

1,500kg

維持費(自動車税)

年額8,000円

年額11,500円

車体の大きさ

上記の表から、ダイナはひと回り大きいのが分かります。全幅と全高は数十mmしか変わらないのに対し、全長が400mm近く長いです。それでも普通自動車のミニバンとほぼ同じサイズになっています。

また、車体の大きさや積載量が変わると、エンジンの排気量も変わってきます。ちなみに、タウンエースは1.496Lでダイナは1.998Lです。

積載量

ダイナは荷物を積む荷台スペースが長いので、タウンエースより多くの荷物が積めます。1,200kgの荷物を運ぶとき、タウンエースなら2回、ダイナなら1回で運べるため、500kgの差は大きいです。

1tトラックと1.5tトラックの大きな違いは積載量なので、何を運ぶかを基準に考えて選ぶとよいでしょう。

維持費

表では自動車税を例に挙げましたが、同じ税金では自動車重量税もあります。さまざまな条件により金額は変わりますが、基本的には車両や最大積載量が大きくなるにつれて税金も上がっていきます。

また、維持費の中でも燃料代が占める割合が大きいです。車両のサイズや排気量が小さいほど燃費は良くなっていきますので、1tトラックは維持費が安いといえます。同じ小型トラックでも維持費が異なるのが特徴です。

 

1tトラックの運転に必要な免許

免許

1tトラックの運転に必要な免許は「普通免許」です。道路交通法の改正によりややこしくなっていますが、1tトラックに関しては昔に取得した免許でも最近に取得した免許でも運転することができます。

普通免許については道路交通法施行規則で次のように定められています。

要約(一部抜粋)

車体の大きさが大型自動車、中型自動車、準中型自動車、大・小型特殊自動車、自動二輪車のいずれにも該当しないもの

車両総重量

3.5t未満

最大積載量

2t未満

乗車定員

11人未満

タウンエースの場合だと車両総重量は約2.1t、最大積載量は800kg、乗車定員は2人なので条件に合致するため、普通免許で運転ができます。

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1tトラックの代表車種と新車・中古車価格

1tトラックはタウンエースだけではありません。ここではタウンエースを含む4つの代表車種の特徴や車体の基本情報を紹介します。また新車・中古車価格も載せているので、比較しながら参考にしてください。

トヨタ タウンエース

現在(2022年6月時点)も製造・販売されているのがタウンエースです。2020年6月にマイナーチェンジをしていて、スマートアシストなどの事故を軽減する安全装置が強化されました。

タウンエースの基本情報は下記の通りです(グレード:DX、駆動方式:2WD、4速オートマチックの場合)。

全長

4,295mm

全幅

1,675mm

全高

1,920mm


荷台内寸法

長さ

2,430mm

1,585mm

高さ

360mm

車両重量

1,170kg

車両総重量

2,080kg

最大積載量

800kg

総排気量

1.496L

新車価格

1,677,000円(税込)〜2,129,000円(税込)

中古車価格(車体価格)

約298,000円(税込)~約3,000,000円(税込)

トヨタ ライトエース

タウンエースの兄弟車種でしたが、2020年6月にタウンエースのマイナーチェンジを機にライトエースが廃止されました。販売店が違っていたため、車名で区別されていただけなのでタウンエースとほぼ同じスペックです。

ライトエースの基本情報は下記の通りです(グレード:DX、駆動方式:2WD、4速オートマチックの場合)。

全長

4,275mm

全幅

1,675mm

全高

1,890mm


荷台内寸法

長さ

2,430mm

1,585mm

高さ

360mm

車両重量

1,140kg

車両総重量

2,050kg

最大積載量

800kg

総排気量

1.495L

中古車価格(車体価格)

約420,000円(税込)~約1,880,000円(税込)

マツダ ボンゴ

マツダ自体での生産は終了していますが、トヨタやダイハツからOEM供給を受けることで現在でも販売されているトラックです。そのため、外観や車両構造、性能といった点ではタウンエースと酷似しています。

ボンゴの基本情報は下記の通りです(駆動方式:2WD、4速オートマチックの場合)。

全長

4,295mm

全幅

1,675mm

全高

1,920mm


荷台内寸法

長さ

2,430mm

1,585mm

高さ

360mm

車両重量

1,170kg

車両総重量

2,080kg

最大積載量

800kg

総排気量

1.496L

新車価格

1,680,800円(税込)~2,132,900円(税込)

中古車価格(車体価格)

約128,000円(税込)~約3,480,000円(税込)

日産 バネット

2016年まで日産で販売されていたトラックです。他の3車種にはない広々とした荷台で、非常に使いやすく設計されています。最大積載量も850kgと最大で、積み下ろしがしやすい作業性と排気量のアップによる走行性を両立させています。

バネットの基本情報は下記の通りです(グレード:DX、駆動方式:2WD、4速オートマチックの場合)。

全長

4,335mm

全幅

1,690mm

全高

1,880mm


荷台内寸法

長さ

2,470mm

1,600mm

高さ

385mm

車両重量

1,270kg

車両総重量

2,230kg

最大積載量

850kg

総排気量

1.798L

中古車価格(車体価格)

約190,000円(税込)~約2,180,000円(税込)

 

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1tトラックは小型トラックの中でも最小で、小回りがきくため、狭い道路で活躍します。普通免許で運転できるので、免許を取りたての初心者や女性でも気軽に運転ができます。

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