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トラック・運送・トラックドライバー情報

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トラックバイヤーとは?業務内容を詳しく解説!

更新日:2024/04/24

トラックバイヤーに関心がある方の中には、自身の経験やスキルが求められるかどうかに不安を感じる方もいるかもしれません。そこで今回は、トラックバイヤーとして採用されるために必要な経験やスキル、そして具体的な業務内容について解説します。

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トラックバイヤーの業務内容

「バイヤー」とは、商品を選定し購入手続きを行う役職です。英語では “buyer” と表され、文字通り「購入者」という意味になります。トラックのバイヤーは、主に中古トラックを調達する役割を担います。

中古トラックの仕入れ

トラックバイヤーは、主に国内の中古車オークションから需要の高い車を見つけ出します。また、中古トラック販売店などからもトラックを仕入れる場合があります。オークションなどで低価格で入手した車を高値で売ることで利益を上げるのが一般的です。

優れたトラックバイヤーになるためには、市場で需要の高い中古トラックの価値を見極めることが不可欠です。未使用車や試乗車、レンタカーなどの車は、良好な状態であることから人気があります。

例えば、街中で車の車種をすぐに見抜けるようなトラック好きな人は、トラックバイヤーとして向いているかもしれません。

海外への輸出

国内で仕入れた中古トラックは、主に海外市場向けに販売されます。これには、海外向けの中古車販売ウェブサイトに掲載したり、現地の中古車販売店や輸入業者と直接契約して受注するなどの手段があります。

品質の高い日本車は海外で人気があり、主にアフリカ、東南アジア、オセアニア、中南米などが輸出先となります。輸出業者によっては、特定の国に特化して取引するものもあります。

輸出先は多くが発展途上国であるため、悪路でも走行可能な四輪駆動車が特に人気です。また、日本では使用されなくなった乗用車、バス、商業用車両なども、現地で需要があります。

一部の輸出業者では、トラックバイヤーが現地市場での調査を行ったり、現地の顧客と英語で交渉したりする機会も提供されることがあります。

 

トラックバイヤーの業務の流れ

トラックバイヤーは、トラックを安く仕入れて高く売ることを主な仕事としています。具体的な業務の流れを確認しましょう。

中古トラックの調達は、大部分がオークションを通じて行われます。中古トラックオークションは様々な場所で開催されており、インターネットオークションもトラックバイヤーが活躍する場となっています。以下では、オークションで中古トラックを仕入れる際の具体的な流れを紹介します。

出品されるトラックの確認

良いトラックを手に入れるためには、事前の準備が欠かせません。オークションでは、事前に出品されるトラックのリストが提供されるため、このリストを入念に確認する必要があります。

主に、メーカー、車種、年式、走行距離などをチェックします。また、中古トラックを販売する予定の会社から、事前に希望の車種や使用状態、価格などの情報が提供される場合もあります。この情報を元に、条件に合う車がオークションに出品されているかを入念に確認する必要があります。そして、落札したい車をいくつか選び、本番のオークションに臨みます。

実車の確認

オークション会場に到着したら、事前にチェックしておいた車を下見します。実際に車を目にすることで、事前のイメージと異なることがあるかもしれません。

外観の傷やへこみなど、ボディの状態やエンジン、ブレーキ、サスペンションなどの内部構造を注意深く確認し、修理をしても利益を生むことができるかを見極めることが肝心です。

オークションが始まると、各自が席に着き、モニターを通じてオークションに参加します。それぞれの席には自分専用の落札用コントローラーが用意されており、これを使用して購入したいトラックを入札します。

落札した中古トラックを販売

落札したトラックがそのまま販売可能な状態とは限りません。必要に応じて修理が必要な場合は、担当者に板金修理や整備の指示を出します。

売れる状態になったトラックは、集められて船で海外に輸出されます。出航前には最終点検が行われ、問題がないかどうかを確認します。これにより、トラックバイヤーの一連の業務が完了します。中古車の仕入れから売却までの一連のプロセスは、自動車バイヤーが管理する範囲となります。

 

まとめ

トラックバイヤーの業務は多岐に渡ります。商品の調達と仕入れだけでなく、価格交渉や納期管理、品質管理、サプライヤーとの関係構築など、さまざまなタスクをこなします。また、市場調査やトレンド分析を行い、需要の予測や在庫管理にも携わります。さらに、競合他社の動向や新たな取引先の開拓も重要な業務の一環です。トラックバイヤーはビジネスのさまざまな側面に精通し、常に市場の変化に対応しながら効果的な調達戦略を立てる必要があります。

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