トラック・運送・トラックドライバー情報

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冷凍車と冷蔵車は冷却温度が異なる

更新日:2026/01/19

― 用途を間違えると「積めない」「傷む」原因に ―

食品や医薬品の輸送に欠かせない冷凍車・冷蔵車。見た目は似ていますが、最大の違いは「冷却温度」にあります。この違いを正しく理解していないと、「運べると思っていた荷物が積めない」「品質トラブルにつながる」といった問題が起こりかねません。ここでは、冷凍車と冷蔵車の違いを分かりやすく解説します。

冷凍バンの車両一覧はこちら

 

冷凍車とは?

冷凍車は、マイナス温度帯での輸送を前提に設計された車両です。一般的には−20℃前後まで冷却でき、冷凍食品やアイスクリーム、冷凍水産物など、凍結状態を維持する必要がある荷物の輸送に使用されます。

荷台には高い断熱性能が求められ、冷凍機も強力なものが搭載されています。その分、車両価格や維持コストは冷蔵車より高くなる傾向がありますが、温度管理の信頼性は非常に高いのが特徴です。

 

冷蔵車とは?

一方、冷蔵車は0℃〜10℃前後の温度帯を維持するための車両です。野菜、果物、乳製品、弁当、飲料など、「冷やす必要はあるが凍らせてはいけない」荷物の輸送に適しています。

冷凍車ほどの冷却能力はありませんが、その分コストを抑えられ、日常的な食品配送や地場配送で多く使われています。用途に合えば、非常にバランスの取れた選択肢です。

 

冷凍車と冷蔵車の主な違い

両者の違いを整理すると、以下のようになります。

冷却温度帯

冷凍車:−20℃前後

冷蔵車:0℃〜10℃前後

主な用途

冷凍車:冷凍食品・水産物・アイス類

冷蔵車:青果・乳製品・弁当・飲料

コスト感

冷凍車:車両価格・維持費ともに高め

冷蔵車:比較的抑えやすい

 

見た目だけで判断すると誤解しやすいですが、運ぶ荷物が決まっていれば、選ぶべき車両は自然と絞られます。

 

中古で選ぶ際の注意点

中古の冷凍車・冷蔵車を検討する場合は、年式や走行距離だけでなく、冷却性能の状態確認が非常に重要です。冷凍機が設定温度まで正常に下がるか、断熱材の劣化がないか、霜付きや異音がないかなど、細かなチェックが欠かせません。

また、過去にどの温度帯で使用されていたかによって、向いている用途も変わります。冷凍車を冷蔵用途で使うことは可能ですが、その逆は難しいケースが多いため、購入前の確認が重要です。

 

まとめ

「念のため冷凍車を選ぶ」という考え方もありますが、必要以上の性能はコスト増につながります。逆に、冷蔵車で対応できる業務であれば、初期費用・燃費・メンテナンス面で大きなメリットがあります。

冷却温度の違いを正しく理解し、業務内容に合った車両を選ぶことが、長期的なコスト削減と安定した運用につながります。

 

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この記事を書いた人

ステアリンク編集部

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