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トラック・運送・トラックドライバー情報

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ジョルダーとは?メリットや使い方を徹底解説

更新日:2024/02/14

毎日多くの荷物を運んでいるトラック。

積み荷をスムーズに搭載させるために、苦労しているトラックドライバーも多いかもしれません。そんな時に役立つのが『ジョルダー』です。

そこで今回はジョルダーの基礎知識や使い方の解説、ジョルダー以外の便利な道具も併せてご紹介します。

 

 

ジョルダーとは?

ここでは、ジョルダーについて詳しく解説します。

ジョルダーは「ジョロダー」と呼ばれることも

ジョルダーは、フォークリフトなどでも積み込めない荷物を積み込むための装置です。

ジョルダーは別名「ジョロダー」と呼ばれることも。しかし、これらは発音の違いで同じ装置を意味しています。ちなみにジョルダーは元々ブランド名で、「パレットローダー」「パレットローラー」と呼ばれることもあるのです。

ジョルダーを利用するメリット

ジョルダーを利用するメリットは、大きな荷物を奥までしっかり積み込めることです。

ジョルダーの上をゆっくり移動させるだけで、簡単に積み荷を荷台の奥まで入れられます。500㎏を越えるような大型荷物は、トラックの構造上フォークリフトだけでは安全に奥まで入れられません。

ジョルダーの価格

ジョルダーは17,000円程度で購入できます。

重たい荷物を取り扱うトラックドライバーには、非常に役に立つのがジョルダーです。費用対効果も期待できるので、ジョルダーの購入を検討してはいかがでしょうか。

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ジョルダーの使い方手順

ここからはジョルダーの使い方を解説します。

①トラックの床にレーンを設置する

ジョルダーはトラックの床に配置することからスタートです。

ジョルダーの使い方が分からない場合、適当な場所に置いてしまうかもしれませんが、レーンを設置すれば間違えることはないでしょう。ずれ落ちないようにジョルダーを設置することがポイントです。

ジョルダーの使い方で注意したいのがレーンの有無です。ジョルダーの使い方が分かっていても、取り付けるためのレーンが無いと安全に使えません。レーンは約30万円~50万円程度が大半ですが、トラックのサイズによって変動するので予め確認しておきましょう。

②レーン上にパレットを載せる

パレットとは積み荷を包み込んでいる箱のような道具です。

衝撃から積み荷を守ってくれたり運搬中の紛失も止めてくれます。パレットが無いとジョルダーが使えないので注意しましょう。パレットは、静かにフォークリフトで運び優しくジョルダーの上に乗せると安心です。ジョルダーはパレットをしっかり確実に積み込む設備なので、使用感の良さを感じられるでしょう。

③ジョルダーをレーンに確実にセットする

パレットを乗せたジョルダーはレーンに確実にセットしましょう。

この時に、ジョルダーがしっかりとセットされているか注意して確認しましょう。万が一、500㎏前後やそれ以上の重さの積み荷がレーンからズレてしまうと、近くにいた人々にケガをさせる可能性もあるので注意しましょう。

④起こし棒で荷物をゆっくり持ち上げる

レーンにセットできたら積み荷を積んでいきます。

この時は起こし棒でゆっくりとテコの原理で入れていきます。慎重になり焦らずやることがポイントです。慣れてくるとスムーズに大きな積み荷が積めますが、積み荷の重さや大きさを考えると慎重になったほうが安全です。

⑤奥に確実に積み荷を入れる

ジョルダーを使って奥のほうに積み荷を入れます。

ローラーが回ってパレットが動きますが、積み荷台に人がいてパレットで押しつぶしてしまわないように注意が必要です。しっかり連携を取りながらパレットを動かしましょう。

⑥置きたい場所で止める

積み荷を置きたい場所で止めましょう。

単純な操作で大きくて重たい積み荷でも、安全にトラックへと積み込めます。ジョルダーは、安全第一かつ慎重に行えば、簡単で早く積み荷を動かせます。

 

ジョルダー以外にもある便利な道具4種と使い方

 

ジョルダー以外の便利な道具と使い方も紹介しておきます。

①ハンドリフト

ハンドリフトとは、パレットの上に乗せた重たい荷物を人力で簡単に運べる道具です。

ハンドリフトはパレットに差し込んでからハンドルを上下に動かします。そうすると、油圧で荷物が持ち上がり、トラックの荷台にカートを押す要領で荷物を運び入れるだけで完了です。

②パレスライダー

パレスライダーは、荷台に荷物を奥まで入れる時に使います。

荷台の入り口にセットしてフォークリフトで積み込んで、手で押して奥まで入れるだけで完了。パレスライダーの価格は30,000円台~購入できます。

③台車

台車は持ち手が付いていて押し引きすることで荷物を運べます。

タイヤやキャスターが付いているので実際よりは軽く感じます。ただ、荷物が重いと操縦が難しいため、段差などに引っ掛かる場合もあり注意が必要です。

④カゴ台車

カゴ台車は多くの荷物を積んでも1人の力で運べます。

値段も15,000円~20,000円程度なので気軽に揃えられます。万が一多くの荷物を一度に1人で運ぶ必要がある時は、カゴ台車の購入を検討すると安心でしょう。

 

まとめ

今回はジョルダーの呼び方や使い方などを解説しました。

重たい荷物を安全に運べるジョルダーは、トラック運輸業には欠かせないことがお分かりいただけたと思います。ジョルダーを上手に取り入れて、作業が少しでも楽になると良いですね。

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