中古トラックの買取・販売は専門店のステアリンクにお任せください

トラック・運送・トラックドライバー情報

トラック・運送・トラックドライバー情報

マイクロバスを運転できる免許とは?

更新日:2023/05/24

マイクロバスは観光バスよりも小型ではありますが、普通免許で運転できるわけではありません。

平成19年に免許の法改正があり、それ以前に普通免許を所持していた人は、免許証に「中型免許(中型車は8t以下に限る)」と記入されるようになりました。そのため、自分の免許でもマイクロバスを運転できるのではないかと思われる方がいらっしゃるかもしれません。

今回はマイクロバスを運転するために必要な免許について解説します。

【ステアリンク】中古トラックの価格・ラインナップはこちら

マイクロバスを運転できる運転免許

マイクロバスを運転するには、「中型車に限定のない中型免許」「大型免許」が必要です。

免許に「中型車は8t以下に限る」と書かれていた場合、その免許は「中型車限定免許」と呼ばれます。この制限を解除すると、マイクロバスを運転できます。平成19年(2007年)6月2日から、新しい「中型免許」が追加され、それまでの「普通免許・大型免許」に加え、「普通免許・中型免許・大型免許」の3つの種類に変わりました。

以前に普通免許を持っていた場合は、免許証更新時に「中型限定免許」に変更されます。実際、中型車は車両総重量が8トン未満、乗車定員が10人以下に限られます。ただし、「中型車(8t)に限る」との注意書きがあるため、注意が必要です。また、8トン限定の中型免許では、法改正前の普通自動車と同じ車種に限られます。ですので、マイクロバスなどの定員26名までのバスは運転できません。

普通免許で運転できる車両は2トントラックまでです。

ただし、平成19年6月以前に免許を取得した方は4トントラックまで運転できます。1BOXカーやビジネスワゴンなどで乗客を運ぶ場合は、どちらの免許でも最大10人まで乗車できます。トヨタのハイエースや日産キャラバンなど、9人~10人乗りの車両が該当します。

普通免許や中型免許(8t限定)で運転できる車

普通免許を持っている方が、マイクロバスを運転するには、限定解除をする必要があります。中型免許(8t限定なし)を取得するための条件は、20歳以上で、普通免許を取得してか ら2年以上(免許効力停止期間を除く)運転経験があることです。

限定解除の教習には、学科教習や試験はありません。中型教習車による教習と技能審査(場内)に合格することで、中型免許を取得することができます。中型免許の8t限定を解除すると、車両総重量5t~11t未満、最大積載量3t~6.5t未満、乗車定員11人~29人以下のマイクロバスや4tトラックなどが運転可能になります。

マイクロバスの運転は難しい?

一般的には、中型以上のサイズの車体で、車両総重量が8t未満、最大積載量が5t未満、全長7m未満のバスがマイクロバスと呼ばれます。

定員は20名が正座できる席があり、補助席を含めると26名程度(最大で29名)が乗車可能です。確かに大型バスや中型バスに比べると、かなりコンパクトですが、普通車と比べると約1.5倍程度の大きさです。補助席を含めても、定員は26名程度(最大で29名)と、それなりの大きさのバスです。

普段から乗用車を運転している方でも、マイクロバスの運転は初めてだと難しく感じることがあります。マイクロバスの大きさをしっかりと把握し、慎重に運転するように心がけましょう。

まとめ

今回はマイクロバスの運転に必要な免許をテーマに、様々な項目で解説しました。

マイクロバスは「中型車に限定のない中型免許」「大型免許」が必要で、普通免許を持っている方がマイクロバスを運転するには、限定解除しましょう。今回の記事を読んでマイクロバスを運転したくなったら、ぜひとも持っている免許を確認されてください。

【ステアリンク】中古トラックの価格・ラインナップはこちら