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大型貨物自動車の積載量は?中古車価格や必要な免許についても解説!

更新日:2023/06/07
大型貨物自動車の積載量は?中古車価格や必要な免許についても解説!

大型貨物自動車は、大量の荷物を運ぶことに適しており、物販の現場に欠かせない存在です。

この記事では大型貨物自動車のサイズや積載量、免許、公道を走る際の注意点について解説します。

また、大型貨物自動車の購入を検討している方のために、新車と中古車の価格相場も紹介しますので、気になる方はぜひ最後まで記事をご確認下さい。

大型貨物自動車とは?サイズや積載量

大型貨物自動車とは、大量の荷物を運ぶためのトラックのことを指し、サイズや重量、積載量等の具体的な数値の定義が決まっています。

それぞれ詳細を解説していきます。

大型貨物自動車のサイズと重量

大型貨物自動車のサイズは、全長12m以内、全幅2.5m以内、全高3.8m以内と定められています。

サイズに関して言えば、大型貨物自動車と中型貨物自動車は同じ数値となっており、この2つを区別することはできません。

大型貨物自動車と中型貨物自動車を区別する定義としては、重量が重要な意味を持ち、大型車両は車両総重量が11t以上、中型貨物自動車は車両総重量が5t以上11t未満の車と定められています。

大型貨物自動車と中型貨物自動車では、乗車定員等が異なるため、重量の違いによって定義が変わる点は注意しておきましょう。

大型貨物自動車の積載量

大型貨物自動車と中型貨物自動車では荷物の積載量にも大きな違いがあります。

中型貨物自動車の積載量は、4.5t以上6.5t未満となっているのに対して、大型貨物自動車の積載量は6.5t以上です。

ちなみに小型貨物自動車の積載量は3t以内となっており、大型貨物自動車とは2倍近い差があります。

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大型貨物自動車の運転に必要な免許

大型貨物自動車の必要免許
普通運転免許証で運転できる貨物車は、車両総重量が3.5tまでと決まっており、大型貨物自動車を運転することはできません。

ここでは、大型貨物自動車の運転に必要な大型免許とその取得条件について詳しく解説していきます。

大型貨物自動車の運転には、大型免許が必要

車両総重量11t以上、乗車定員が30名を超える大型車両の運転には、大型免許の取得が必須となっています。

大型免許取得の費用に関しては、普通免許を取得している方であれば、30万~35万円前後、中型免許を取得している方であれば、20万~25万円前後と開きがあるため、ご自身が取得している免許の種類を事前に確認するようにしましょう。

また、大型免許を取得したからといって全ての大型車を運転できる訳ではないという点は理解しておきたいポイントです。

クレーン車やブルドーザー、フォークリフト等を使用する際には、大型免許ではなく、特別な免許が必要となります。

大型貨物自動車免許の取得条件

大型免許の取得条件には、普通免許取得の際にも求められる視力や色彩識別能力の他に、3年以上の運転経歴が求められるという点がポイントです。

運転経歴に含まれる免許の種類は、普通免許、中型免許、大型特殊免許が含まれており、免許証だけで運転経歴が分からないという場合は、別途運転経歴証明書が必要となります。

また、過去に取消処分等を受けている場合に関しては、受験前1年以内に取消処分者講習を受けている必要がありますので、こちらも事前に確認するようにしましょう。

大型貨物自動車が公道を走る際の注意点!ナンバープレートや通行止め区域

大型貨物自動車の注意点
大型免許の取得をしている方は、公道を走行することができますが、大型貨物自動車は普通車と比較して注意しなければならない点が複数ある点が特徴です。

大型貨物自動車のナンバープレートや通行止め区域について解説します。

大型貨物自動車のナンバープレート

大型貨物自動車の分類番号は、1、10~19、100~199となっており、ナンバープレート上は普通貨物自動車に分類されています。

また、大型貨物自動車のナンバープレートは分類番号以外にも、車両の使用目的に応じて色が異なる点も特徴です。

大型貨物自動車は、自家用の場合は分類番号が緑色、事業用の場合は分類番号が白色で記載されています。

大型貨物自動車に関しては、運送会社が事業用として利用しているケースが多いため、道路で走っているほとんどの車のナンバープレートは白色となっているでしょう。

大型貨物自動車の通行止め区域

大型貨物自動車は車両総重量が重いため、特定の道路や橋は通行できないことがあります。

通行止めの区域に関しては、「大型貨物自動車等通行止めの標識」があるため、標識を見たら別のルートを選択するようにしましょう。

また、大型貨物自動車は基本的に左側車線を走らなければならず、やむを得ない場合以外に右側車線を走っていた場合は通行帯違反として罰則に問われてしまいます。

基本的に左側車線を走行するのは普通自動車も同じですが、大型貨物自動車を運転している際には特に注意が必要です。

大型貨物自動車が高速道路を走る際の注意点

大型貨物自動車は一般道路を走る際だけでなく、高速道路を走る際にも注意が必要です。

大型貨物自動車の高速道路での最高速度や標識について解説します。

大型貨物自動車の高速道路での最高速度

大型貨物自動車の高速道路での法定速度は80kmとなっており、普通乗用自動車の100kmと比較すると20km近く遅くなっています。

ちなみに、一般道路における法定速度は60kmとなっており、こちらは普通乗用自動車と変わりません。

スピード違反をしてしまった場合は、超過速度に応じて免許取消や罰則金等の思い処分が課せられるため、スピードには十分に気を付けて運転するようにしましょう。

大型貨物自動車の高速道路における標識

高速道路に関しては、大型貨物自動車はスピードが出せないこともあり、区間によっては「特定の種類の車両の通行区分」の標識が出されている場所もあります。

この標識がある区間については、大型貨物自動車は一番左の車線を走行しなければなりません。

また、高速道路では急な登り坂で速度が上がりづらい道に関して、登坂車線が用意されていることがあり、車両総重量が重く速度が遅い大型貨物自動車は登坂車線を走らなければならないことも多いです。

周囲の車に迷惑をかけないためにも、高速道路で大型貨物自動車を運転する際には十分な注意を払うように心掛けましょう。

大型貨物自動車の新車・中古車価格は?

大型貨物自動車は、新車と中古の間で価格に大きな開きがあります。

新車と中古車の価格相場に関して、それぞれ確認していきましょう。

大型貨物自動車の新車価格

大型貨物自動車の新車の価格相場は、1,500~2,000万円前後となることが多いです。

中でも、運転者に負荷の少ない快適性能が高い車種や燃費性能が高い車種に関しては、金額が高くなる傾向にあり、中には2,000万円を超えるものもあります。

大型貨物自動車の中でも人気が高いメーカーは三菱ふそうや日野、いすゞが代表的となっており、最新の車種でもメーカー間で大きな価格の差はないという点はポイントの1つです。

大型貨物自動車の中古車価格

大型貨物自動車の中古車の価格は、車種や走行距離等によって大きく異なります。

年式が新しく走行距離が20万km前後のものであれば、1,000万円を超える車もありますし、20年近く前の年式の車種で走行距離が60万km前後であれば、300万円前後で購入することが可能な場合もあります。

いずれにせよ、大型貨物自動車は新車の購入より中古車として購入する方が金額を安く抑えることができるため、特に複数台の購入を検討されている方に関しては、中古で大型貨物自動車を購入することをおすすめします。

ステアリンクでは年式が古い車種から新しい車種まで、様々な商品を取り揃えておりますので、気になる方は是非詳細をご確認下さい。

大型貨物自動車を購入する際は、ぜひステアリンクで!

この記事では大型貨物自動車について解説しました。

大型貨物自動車はサイズや重量、積載量の大きい大型トラックのことであり、通常の道路や高速道路を走る際にも独自のルールが定められています。

新車で購入する場合には、2,000万円近い費用がかかることから、大型貨物自動車の購入を検討している方は、まず中古車の価格を確認するようにしましょう。

中古車のメリットは、何と言っても価格の安さです。中古車であれば新車と同じ予算で対象車種の上級グレードやワンランク上の車を購入することもできます。

また、納期の速さもメリットです。昨今のコロナ禍で「納期の遅れ」が顕著である新車をよそに、中古車であれば、契約から2週間前後で納車されることも少なくありません。

中古車のデメリットとして考えられる車両のコンディションですが、ステアリンクでは熟練職人による高度な技術で徹底した修理・リメイクを行っています。購入後の保証も充実していますので、契約後も安心してお乗り頂くことが可能です。

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