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トラック・運送・トラックドライバー情報

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ダブルキャブの特徴とは?

更新日:2023/05/24

「ダブルキャブ」とは、荷台の後ろに乗車スペースを設けたピックアップトラックの一種です。

サイズや荷台の長さ、積載量や乗車スペースなどダブルキャブには様々な特徴があります。また、用途に合わせてカスタマイズできるので、エクステリアやインテリアなどのパーツを自由に変更できます。今回はダブルキャブの特徴やメリットデメリット、選ぶ際のポイントやカスタム方法をまとめて解説です。

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ダブルキャブとは?

「ダブルキャブ」は、ピックアップトラックの一種であり、キャブと荷台が繋がった車両です。

一般的なピックアップトラックに比べて広いキャブスペースを持ち、より多くの乗員を収容できることが特徴。荷台も広くなっており、より多くの荷物を積載できます。ダブルキャブは家族や趣味の道具など、荷物を多く積載しながらも快適なドライブを楽しみたい人に人気です。

また、ダブルキャブはビジネス用途としても多く使われており、建設業や農業など様々な現場で活躍しています。ダブルキャブはピックアップトラックの中でも高級感があるため、特にSUVやセダンから乗り換える人にも好まれています。

ダブルキャブの定義と歴史

ダブルキャブは初めてアメリカで登場した車種です。

ダブルキャブの最初のモデルは1987年に発売されたダッジ・ダコタ。このモデルは、ミッドサイズピックアップトラックの先駆け的存在でした。その後、他の自動車メーカーもこの車種に注目し、ダブルキャブは徐々に普及しました。現在では、トヨタ・タコマやフォード・レンジャー、シボレー・コロラドなど、多くの自動車メーカーからダブルキャブのモデルが販売されています。

ダブルキャブのメリットとデメリット

メリット

ダブルキャブの最大のメリットは、乗客や荷物を運べることです。

従来のピックアップトラックに比べて、ダブルキャブには後部座席があり4人以上を運べます。さらに、後部座席の背もたれを倒せば、大型の荷物を積載できます。また、ダブルキャブは、普通の乗用車に比べてオフロード走行や荷物の積載能力が高いため、アウトドア愛好家やビジネス用途で使用されることが多いです。

さらに、ダブルキャブは、フルサイズのトラックと比べて、燃費が良い場合があります。

デメリット

ダブルキャブにはいくつかのデメリットもあります。

ダブルキャブは価格が高いことが挙げられます。ダブルキャブのピックアップトラックは、従来のピックアップトラックよりも高価であり、メンテナンスや修理の費用も高くつく可能性があります。

また、ダブルキャブのピックアップトラックは、車体が大きいため、駐車場所や狭い道路での運転が難しくなることがあります。さらに、荷物を積みすぎると、車両の重量が増し、燃費が悪化する可能性があります。

ダブルキャブの新車・中古車価格

ダブルキャブは、新車・中古車ともに多くの車両が市場に出回っています。

新車

通常300万円を超えることが一般的です。

しかし、正確な価格についてはメーカーに問い合わせる必要があり、購入台数によっても価格が変動する場合があるため、上記の金額はあくまでも目安として考えておくべきです。

中古車

新車と同様に車のサイズによって大きく異なります。

さらに、中古車を購入する場合は、走行距離も考慮して、商品を選ぶことが重要です。小型のダブルキャブトラックの中古車は、安価なものであれば50万円から購入できます。走行距離が少ない場合は300万円近くのものもありますが、新車と比較するとかなり安く購入できます。大型のダブルキャブトラックの中古車はあまり出回っていませんが、500万円台で購入できることもあります。

ダブルキャブの荷台寸法

ダブルキャブの荷台寸法と積載量の基準と計算方法

ダブルキャブの荷台寸法は、一般的には長さが約1.8〜2.1メートル、幅が約1.5~1.8メートルであることが多いです※メーカーや車種によって異なる。

ダブルキャブの積載量の基準を理解する必要があります。積載量は、車両の重量と荷台の容積によって決まります。荷台の容積は荷台の長さ、幅、高さを掛け合わせたものです。例えば、ダブルキャブの荷台が長さ2メートル、幅1.5メートル、高さ0.5メートルである場合、荷台の容積は1.5立方メートルです。

そして、積載量の計算は、荷台容積を車両の重量に対して比較することで求められます。一般的に、ダブルキャブの積載量は、車両の重量の約75%~85%程度とされています。ただし、積載量は国や地域によって異なる法律や規制によって制限されることがあります。

日野・いすゞ・三菱ふそう・トヨタのダブルキャブの荷台寸法と積載量の比較

メーカー モデル名 荷台寸法(長x幅x高) 積載量
日野 デュトロ 2.31mx1.69mx0.39m 1,550kg
いすゞ エルフ 2.3m x 1.69m x 0.38m 1,600kg
三菱ふそう キャンター 2.34mx1.69mx0.39m 1,605kg
トヨタ ハイラックス 1.85mx1.54mx0.45m 1,000kg

荷台寸法と積載量によって変わるダブルキャブの運転感覚と注意点

ダブルキャブの荷台寸法と積載量は、運転感覚に大きな影響を与えます。

荷台が大きくなると車体の重心が高くなるため、カーブや急ブレーキで転倒するリスクが高くなります。積載量が増えると車体が重くなり、加速や制動距離が長くなります。これらの理由から、荷台に積載する荷物の重量や荷姿を事前に確認して適正な積載量を超えないように注意しましょう。また、積載物をしっかり固定しておくと走行中の荷物の移動を防いで、車両の安定性を保てます。

さらに、ダブルキャブの運転には特に慣れが必要です。荷台寸法が大きい場合は、車両の前後左右のクリアランスを確保する必要があります。また、車両のサイズや荷物の積載状況で視野が狭くなるため、後方や左右の確認をしっかり行って周囲の車両や歩行者に配慮する必要があります。

ダブルキャブのカスタム方法

ダブルキャブのカスタムの目的と種類

外観

ダブルキャブの外観をカスタムすることで、オリジナリティを出せます。

例えば、ボディカラーやホイール、グリル、バンパー、ヘッドライトなどのパーツを変更することで、車両の印象を変えられます。

快適性の向上

車内の快適性を向上させられます。

例えば、シートやステアリング、エアコン、オーディオなどをカスタムすることで、乗り心地を快適にすることができます。

機能性の向上

荷台の容量を増やしたり牽引力を向上させたり、スペアタイヤの装備など、ダブルキャブの機能性を向上させられます。

ダブルキャブのカスタムの種類

エクステリアカスタム

ボディカラーやホイール、バンパー、グリル、ヘッドライトなどのパーツをカスタムすることで、外観を変えられます。

サスペンションカスタム

車高調整やサスペンション交換などを行うことで、車高を変えられます。

また、運動性能の向上や乗り心地の改善を目的とすることもできます。

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ダブルキャブのカスタム方法

ボディカスタム

ボディカスタムとは、車両の外観や内装をカスタマイズすること。

例えば、外装に新しい塗装を施す、バンパーやグリルを変更する、インテリアに本革シートを取り付けるなどがあります。

サスペンションカスタム

サスペンションカスタムは、車両の乗り心地や操縦性を改善することを目的として、サスペンションシステムを調整することです。

例えば、スプリングやダンパーを交換する、ローダウンキットを装着する、空気圧を調整するなどがあります。

ホイール&タイヤカスタム

ホイール&タイヤカスタムは、車両の外観や性能を向上させることを目的として、ホイールやタイヤを交換することです

軽量で高剛性のホイールを選ぶことで、操縦性や加速性能が向上し、大口径のタイヤを装着することで、グリップ性能や乗り心地が改善されます。

パフォーマンスカスタム

パフォーマンスカスタムは、車両の性能を向上させることを目的として、エンジンやトランスミッション、エキゾーストシステム、ブレーキなどを改善することです。

例えば、エアクリーナーやマフラーを交換することで、エンジンの出力やトルクを向上させられます。

電装系カスタム

電装系カスタムは、オーディオやナビゲーションシステム、照明などの電装系をカスタマイズすることです。

例えば、パワーアンプやサブウーファーを追加することで、音質を向上させられます。

アクセサリーカスタム

アクセサリーカスタムは、グリルやランニングボード、ベッドカバーなど、車両の外観を改善するためのアクセサリーを追加することです。

ダブルキャブの選び方

ダブルキャブを選ぶ際に考慮すべきポイント

荷台のサイズ

荷物の種類や量に応じて、適切な荷台サイズを選ぶことが重要です。

荷台の高さや深さも考慮し、荷物を積み降ろししやすいサイズを選ぶことが望ましいでしょう。

燃費の良さ

ダブルキャブはSUVやピックアップトラックと比べ、燃費が良い傾向にありますが、車種によっては燃費の差があります。使用目的や頻度に応じて、燃費の良い車種を選びましょう。

積載能力

積載量や荷重に応じて、適切な車種を選ぶことが大切です。

また、積載量や荷重を超えると、車両の故障や事故の原因となるため、適切な積載能力を選ぶことが必要です。

走行性能

車種によって走行性能に差があります。

特に、山道や凸凹道での走行が多い場合は、走行性能に優れた車種を選ぶことが望ましいでしょう。

安全性能

安全性能も重要なポイントです。

エアバッグやABSなどの安全装備が充実している車種を選ぶことが望ましいでしょう。

価格

ダブルキャブの価格は幅広く、数百万円から数千万円以上まで様々です。予算に応じて、適切な車種を選ぶことが大切です。また、中古車市場での価格や品質も検討することが必要です。

ダブルキャブを購入する方法

新車

ダブルキャブを新車で購入する場合は、まずは希望する車種やグレード、オプションなどを検討し、各メーカーや販売店のホームページやカタログ、ショールームなどで詳細を調べることが大切です。

その後、自分の予算や希望条件に合ったディーラーを選び、実際に試乗をすることをおすすめします。また、値引き交渉やオプションの価格交渉なども行うことで、よりお得な購入が可能です。新車は高価なため、予算の面で慎重に検討する必要があります。

中古車

ダブルキャブを中古車で購入する場合は、自分の希望条件に合った車両を探すことが大切です。

中古車の場合、価格や装備などにばらつきがあるため、複数の販売店や中古車情報サイトなどで比較検討することがおすすめです。また、中古車は車検や整備の状態によって状態が大きく異なるため、車検証や整備記録簿などを確認することが重要です。

さらに、実際に試乗して、走行性能や乗り心地、不具合などをチェックすることも大切です。中古車は新車に比べて価格が安く、条件によってはお得な購入できることがありますが、車検や修理費用についても考慮する必要があります。

まとめ

ダブルキャブとは、広いキャブインスペースと荷台を備えた多目的なピックアップトラックの一種です。

ダブルキャブを選ぶ際には、乗車人数や積載量、走行性能などを考慮しましょう。カスタム方法としては、外装やインテリアのカスタム、パフォーマンスカスタムがあり、自分でカスタムする場合は手軽で安価だが、業者に依頼する場合は専門知識や技術が必要な部分を任せられます。