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トラック・運送・トラックドライバー情報

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トラック運転手の年収は?

更新日:2023/09/26

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トラック運転手の業務内容

トラック運転手は配送だけしてればいいのではなく、荷積み・荷下ろしなどもこなさなければなりません。所属する会社や取引先によっても異なりますが、限られた時間で業務が終わるよう、効率よく業務を進める必要があります。

集荷

企業や個人宅から荷物を受け取り、トラックに荷物を積み込む業務です。確実に届け先に荷物を届けることが求められます。もし運転手のミスで届け先に荷物が届かないということが発生すると、責任問題が生じる可能性もあります。

積み込み

トラックのサイズによって、積載できる荷物の量が異なります。大型トラックなどでは、フォークリフトを使用して荷物を積み込むことが多いですが、その場合はフォークリフトの運転免許も必要です。

配達

トラック運転手の1日の業務で、最も多くの時間を占めるのが配達業務です。長距離は長時間の運転に対応できる体力、短距離は効率よく配達先を回る効率性が必要になってきます。距離に関係なく交通事故を起こさないよう、安全な運転を心掛ける必要があります。

その他

所属する会社や取引先によっては、伝票作成などの事務処理や、梱包作業を行うことがあります。

 

トラック運転手の平均年収

トラック運転手が受け取る年収は、トラックのサイズによって異なってきます。サイズ別に説明します。

大型車

厚生労働省「令和3年賃金構造統計調査」で、大型車のトラック運転手の平均年収は463万1,900円と発表されました。全産業の平均推定年収が489万3,100円であることから、平均を少し下回っていると言えます。

小型・中型車

一方小型・中型車のトラック運転手の平均年収は430万6,300円と、大型車の場合に比べ32万5,600円低い額になっています。大型トラックと比較して、小型トラックの仕事内容や免許取得の難易度は低い傾向があります。特に小型トラックは、短距離で小さな荷物を運ぶことが一般的であり、年齢や性別に関係なく行うことができる仕事です。そのようなこともあり、この差額は妥当な数字と言えます。

 

トラック運転手の労働環境

かつては、トラックの運転手は過酷な労働の代名詞とされていましたが、近年では徐々にその状況が改善されています。 過去には長時間の労働と多数の労働災害が問題とされていましたが、今ではそのイメージを払拭するために、厳格な時間管理が行われています。安全運転を徹底するなど、環境が大きく変わっています。例えば、430休憩(4時間を超える連続運転をする場合には30分以上の休憩等を確保しなければならない決まり)などが浸透しつつあり、今後も新しい労働環境改善の施策が期待されます。

 

まとめ

現在、物流業界は深刻な人手不足に直面しています。トラック運転手の減少には様々な理由が影響していますが、特に大きな要因のひとつは、配送のニーズが急速に変化してきたことです。ネット上での商品購入が主流となり、素早い配達が期待され、翌日や数日後の到着が当たり前となっています。

物流の迅速な対応が要求される一方で、トラック運転手の高齢化や人手不足の課題は深刻です。一定の休憩時間(例えば430休憩)の導入など、労働者の保護策が進められていますが、まだまだ課題は多く、新たなドライバーの確保は難航しています。ただ、人材不足の傾向はむしろチャンスと捉えることも出来るので、トラック運転手に興味がある方は求人に応募してみると良いでしょう。

 

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