皆さま、お疲れさまです。
暑さもようやく落ち着き始めましたが、今日はちょっと“COOL”な話題をお届けします。
先日、日野自動車が 水素燃料電池で走る大型トラック の商品化を発表しました。
燃料電池といえばトヨタの「MIRAI」をご存じの方も多いと思います。燃料は水素のみ、排出されるのは水だけという究極のエコカーです。
今回の大型トラックも同じ仕組みで、航続距離は約650km。しかも水素の充填にかかる時間は15~30分程度と、ディーゼル車と遜色ないレベルまで迫っています。
ご存じでしょうか? 国内の貨物自動車によるCO₂排出量の約6割は大型トラックが占めているそうです。かつて「環境負荷の象徴」とも言われたトラックが、今後は“環境対策の主役”になるかもしれません。
もちろん、課題もあります。1台あたり約1.5億円という価格、水素ステーションのインフラ整備、生産体制など。すぐに街で見かける…というわけにはいきませんが、それでも一歩ずつ現実に近づいていることは確かです。
「夢のトラック」が実用化に向けて動き出している今、この業界で働く私たちも、新しい挑戦の一端を担っているのだと感じられるのではないでしょうか。
未来の物流は、思ったより早くやってくるかもしれません。
当社としても、時代の変化をしっかりと見据えながら、次世代のトラックに関する情報収集や知識の共有を積極的に進めてまいります。