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トラック・運送・トラックドライバー情報

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工夫次第で節約可能!中古トラックの車検費用とは!?

更新日:2021/09/27

日本で運行する全ての車両に対して義務付けられている車検。

 

中古トラックはほぼ毎年車検を受ける必要があり、その度に車検費用がかかります。今回は、具体的な車検費用の内訳と安く抑えるコツについて解説します。

トラック車検の基礎知識や必要な費用

車検(自動車検査)は、道路運送車両法の基準を満たしているかチェックし、安全運転できる状態を保つためのものです。

トラックは8t以下は初回登録から2年でその後は1年

車検の有効期限は、車種によって異なります。

 

例えば新車の乗用車の場合は、初回登録で3年・以降2年ごとに更新が必要です。それに対してトラックなどの貨物自動車の場合、乗用車よりも長距離の走行が予測されることから、より短い有効期限が設定されています。

 

トラックの有効期限は重量によって8tを基準に分けられます。8t以下であれば初回の有効期限は2年・それ以降は1年。8t以上のものは初回登録以降毎年更新が必要です。

 

とりわけ8t以下のものについては、2回目から車検の有効期限が異なるため、忘れてしまわぬよう注意しましょう。

法定費用と検査手数料

車検の際には法定費用にあたる「自動車重量税」「自賠責保険料」と、印紙代にあたる「検査手数料」が必要です。

 

これら諸費用は、法律で定められており一律です。

自動車重量税と自賠責保険料

自動車重量税は1年ごとに支払う税金で、その費用は車種や車両重量、経過年数によって異なります。

 

自賠責保険料は1ヶ月ごとに支払い可能で、最大25か月分までまとめて支払えることになっています。こちらは最大積載量2tを基準に、また自家用か事業用かによって費用が異なります。

 

上記費用は車検時にまとめて支払うケースが多く、まとまったお金が必要となることが考えられます。そのため、あらかじめ自分の車両に該当する金額を算出して把握しておく必要があります。

車検費用を抑える方法

 

法定費用は各条件によって料金が定められている最低限必要な費用です。

 

しかしその他のコストは車検を受ける場所によって異なるため、費用を削減できることがあります。

複数の見積りを取る

車検費用を抑えるために、いくつか異なる車検整備会社の見積もりを取っておきましょう。

 

見積もりは通常無料で行なえますし、費用のみならず検査項目の比較もできて安心です。

 

ユーザー車検を利用する

ユーザー車検とは、業者に依頼せずに自ら予約し、運輸支局に車両を持ち込んで行う車検のことを指します。

 

業者に依頼しない分代行費用を削減できるため、トータルで1万円〜数万円安くなる見込みがあります。しかし運輸支局への持ち込みは平日の日中と限られていたり、準備や手続きには一定程度の手間がかかるので時間に余裕が必要です。

日頃からの点検と整備

車検に出した際、整備に必要な部品や手間が多ければ多いほど車検費用は嵩んでゆきます。

 

日頃から点検と整備は費用の節約につながるので、自分で定期的なメンテナンスを行うことが重要です。

それでも車検費用が高いときの方法

上記のような方法を試しても車検費用が高い場合でも、まだ諦める必要はありません。

 

視点を変えて、費用削減の方法を検討してみましょう。

トラックの車検費用はほぼ毎年必要

トラックの車検はほぼ毎年必要なので、当然毎年費用を払わなくてはなりません。

 

車検費用を毎年業者に任せっぱなしにしていると、無駄な支払いしていることも少なくありません。無駄払いを防ぐべく、ある程度は車両や車検に対する知識を身に付けることが重要です。

他の車両購入も検討する

車検費用を抑える方法の一つに、車両を減トンする選択肢もあります。

作業に支障がないのであれば、トラックを減トンすることで法定費用が削減できます。新車購入となるとハードルが上がりますが、中古トラックを定期的に購入し直せば、導入費用と維持費が比較的安く済みます。

必要費用を分析して抑えられそうな部分を見つける

法定費用以外の費用は準備や点検によって削減できる場合があります。

 

自分にとってどの費用が必要で、どこを削減できるのかあらかじめ分析しておくことはコストカットにとても有効です。

行動次第で車検費用は節約できる

中古トラックの場合、毎年かかる車検費用は意外と軽視できない金額なので、できる限り抑えたいですよね。

 

法定費用や印紙代以外にかかる費用は、見積もりなど事前の準備次第で節約の余地があります。自分でできそうだったらユーザー車検を、厳しければ業者に依頼し、いくつか見積もりを依頼すると良いでしょう。

 

その他、日頃から自分の車両について基礎知識や現在の状態を理解することでさらに節約できる場合もあります。何かと費用がかさみがちなトラックは、賢く車検費用を節約しましょう。