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トラック・運送・トラックドライバー情報

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トラックの積載物規制は?「制限外積載申請書」の提出方法も解説

更新日:2024/04/23

引越しや大型家具購入時など、多くの荷物や大きな荷物を運ぶ際にはお金がかかります。

少しでも金銭的負担を減らすにはレンタカーが役に立ちます。ただ、トラックの荷台にはどれだけ荷物を載せてよいか分からない方も多いと思います。

今回はトラックの積載物規制や、荷物がはみ出してしまう場合の「制限外積載申請書」の提出方法を解説します。

 

道路交通法で積載物の大きさや積み方は定められている

公共の道路を利用する車両において、積載物の大きさや積み方について厳密な規制があることを示しています。

道路交通法では車両の荷台に積み込む荷物の大きさや高さ、積み方や荷台の側面の高さなどが定められており、これらの規制に違反することは禁止されています。これは、道路の安全性や通行の円滑さを確保するために設けられたものであり、規制を無視して積載物を運ぶと、車両の安定性が損なわれ、事故や交通渋滞の原因になる恐れがあるためです。

また、積載物が公共の安全や健康に悪影響を与えるおそれのある物品や、法律で禁止されている物品を積載することも禁止されています。これらの物品は、危険物取扱者や特別な免許を持っている運転者が運搬する必要があります。

道路交通法に定められた積載物の規制に違反すると、罰則が科せられることがあります。したがって、車両に積載する荷物については、法律で定められた規制を遵守し、適切に積み込むことが必要です。違反を防ぐためには、車両に積載する前に法律や規制を確認することが重要です。

平ボディトラックは規制内で最大限に積める

平ボディトラックは、積載物を積み込む際に他のトラックに比べて効率的です。

道路交通法で定められた積載量規制においても最大限に積載できる傾向があります。具体的には、積載量の規制は道路の種類や区間によって異なりますが、一般的にはトラックの重量と積載物の重量を合わせた総重量が規制されています。また、積載物の大きさや積み方についても法律で定められており、これらを守らない場合は罰則が科せられることがあります。

平ボディトラックは、低い荷台のために荷物の積み降ろしがしやすく、荷台面積も広いため、荷物の積み方にも柔軟性があります。また、積載量規制の限界に近い場合でも、低い荷台のために重心が安定し、荷崩れのリスクが低くなる利点があります。

ただ、平ボディトラックでも積載量規制を無視して運転すると、道路交通法違反となり罰則が科せられることがあります。また、荷物の積み方や積載量については、法律だけでなく安全性や効率性を考慮して適切に管理することが必要です。

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荷台からはみ出す場合は「制限外積載申請書」を提出

「制限外積載申請書」とは、道路交通法に基づき、車両の積載量が法定の制限を超える場合に、積載量の許可を申請する書類のことです。

道路交通法において、車両の積載量には法定の制限が設けられており、この制限を超える積載物を輸送する場合は、制限外積載申請書を提出して積載量の許可を得る必要があります。積載量の制限は、道路の構造や橋の耐荷重限界を考慮して設定されており、制限を超える積載物を輸送すると、道路の損傷や事故の原因になる可能性があります。

制限外積載申請書は輸送会社や運送業者などが申請し、運転者は積載量の許可を受けた上で運転を行います。申請書には輸送する積載物の種類や重量、積み方や車両の情報などが記載されています。許可が得られるかどうかは道路の状況や交通量などの条件によって判断されます。

制限外積載申請書は、法定の積載量を超えた車両が輸送業務を行う際に必要不可欠な書類で、適切な申請と許可を得ることで安全かつ円滑な輸送を行えます。

 

制限超の積載は赤い布を付ける

車両の積載が制限を超過している場合に、その旨を周囲に知らせるために行われる措置の一つです。

道路交通法では、車両に積載できる最大重量や最大寸法などが規定されており、これらの制限を超過した場合には罰則が科せられることがあります。したがって、車両の積載が制限を超過しないように注意が必要です。

しかし、時には積載が制限を超過してしまう場合もあります。そのような場合には、「赤い布」と呼ばれる赤い幅広の布を車両の積載部分に取り付け、周囲にその旨を知らせます。これにより、車両が制限を超過していることを周囲に知らせることができ、周囲の車両や歩行者に迷惑をかけることを防止できます。

 

制限超の積載は赤い布を付ける

今回はトラックの積載物規制や、制限外積載申請書の提出方法を解説しました。

積載量や長さを確認した上で、制限外積載申請書を提出しましょう。

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