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スタンションの役割は色々あるけど・・・2

2022/10/20
営業スタッフのNです。

だいぶ最近は涼しくなりましたね♪(^^♪

今回もスタンションの役割で使用する別の役割を御紹介します。

こちらは鉄板コイルです。こちらの重量は1個当たり18tあります。

これもスタンションが無ければ、この積み方は出来ません。

イメージとしては、コイルのサイズに合わせるように通しのコイル台木(通しコイルマンボ)2本を縦に揃えて、台木の上にコイルを卸します。この時左右の台木は外へ行こうとする力が働きます。ここが一番重要でこれだけの重量があるコイルが荷台の上から落下してしまったら大事故に繋がりかねません。

この時に必要不可欠になるのが「スタンション」です。サイズが小さい異形T字スタンションを使用して、外へ行こうと働く力が掛かる通し台木(通しマンボ)を完全に止める事ができ、山掛けで固縛する事により安心安全に鉄板コイルを輸送が可能になります。この小さい異形T字スタンションを使用するのは、通常の1mスタンションを使用すると製品コイルに接触してしまう為、使用できません。小さい異形T字スタンションを使用します。これを使用してコイルのサイズにより異形T字スタンションの向きを変えたりして台木の間隔を調整します。コイルを床の上に絶対着地させてはいけないからです。

写真は荷卸し直前にて固縛一丁ですが、10tを超えるコイルは安全の為最低でも固縛2丁は必要になります。
このようにスタンションを使用してコイルを完全に固定する事により、安心安全に輸送する事ができます。

皆様、本日もご安全に!